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京急川崎駅近くに「ホテル縁道」、8月開業へ 「東海道川崎宿」コンセプトルームも

縁道のメインエントランス

縁道のメインエントランス

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 今年で創業118年を迎える「ヤマネノシゴト」グループが8月13日、「ホテル縁道(えんみち)」(川崎区宮本町2)をオープンする。

宿泊客だけでなく、地域の人たちが気軽に利用できる食堂

 京急川崎駅近くに現在建設中の同ホテルは、「東海道川崎宿」をコンセプトに、「宿場町川崎の歴史、文化、人々の暮らし、日常の素晴らしさ」などをテーマにした客室も用意。「川崎のローカル文化と来訪者をつなぎ、未来に向けたサスティナブルなにぎわいを地域に創出」することを目指す。

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 グループ代表の山根崇さんは「長年川崎を見てきて、川崎らしいディープなまち自体が観光という目線で見たら、とても魅力的なのではないかと考えていた。事業展開を考える中で、川崎のまちを観光から盛り上げたいと思い、ホテルへの新規事業進出を決めた」と話す。

 建物は地上11階建て、客室は167室で、基本フロアの2階~9階にセミダブルルームとツインルームを備える。10階・11階は、東海道川崎宿を構成していた4村「新宿(しんしゅく)、砂子(いさご)、久根崎(くねざき)、小土呂(ことろ)町」に加え、市民投票で選ばれた川崎市の花「ツツジ」と木「ツバキ」、稲毛神社のご神木であるイチョウを客室のテーマに据える。

 1階の「縁道食堂」は、宿泊客の朝食利用、地元民のランチ利用、夜の飲み利用・貸し切り宴会利用などを見込み、目的に応じて気軽に活用してもらえる店を目指す。朝食は、川崎発祥といわれている三角おむすびを提供する。ランチタイムはしょうが焼きなどの定食、夜は川崎産クラフトビール、日本酒やつまみも用意する。

 縁道食堂ではこのほか、地域の飲食店や物販店応援企画として地元産食材を使った弁当や総菜を販売するイベント「縁道マート」の開催を7月下旬に予定している。宿泊プランでは「川崎市民割」という川崎市民限定の割引プランのほか、「カワサキ未来チケット」と連携し、縁道宿泊と川崎の飲食店で利用できる「川崎飲食店満喫プラン」というチケットの販売を開始している。

 同ホテルの運営を手掛ける「リットアップ」社長の吉岡明治さんは「前職時代から川崎の地元の方々に力を借りながら、川崎の街に育てられてきた。ホテルでは、これまでお世話になった川崎のみなさんに恩返ししたい。新型コロナの影響で苦しい中、ホテルが川崎にどんな貢献ができるか手探りではあるが、自分たちが楽しみながら発見した川崎の魅力を伝え、川崎ファンを増やしていけるような場にしたい」と意気込む。

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