プレスリリース

【食品ECサイトの利用実態調査】約7割の方が「普段の食事用」として食品を購入!購入の際に重視することは「価格」「送料」「ポイントが付くか」

リリース発行企業:株式会社シナブル

情報提供:

株式会社シナブル(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:小林 裕紀)は、ECサイトで月1回以上食品を購入する方を対象に、「食品ECサイト」の利用実態調査を実施しました。

オンラインショッピングは日常生活に浸透しており、ECサイトで食品を購入する方も多いでしょう。

では、どのような食品をECサイトで購入することが多いのでしょうか。
また、ECサイトで食品を購入する際、どのようなことを重視しているのでしょう。

そこで今回、EC・通販特化のパーソナライズド・プレシジョンCRMプラットフォーム『EC Intelligence』https://www.scinable.com/)を提供している株式会社シナブルは、ECサイトで月1回以上食品を購入する方を対象に、「食品ECサイト」の利用実態調査を実施しました。

調査概要:「食品ECサイト」の利用実態調査
【調査期間】2024年12月9日(月)~2024年12月11日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,065人
【調査対象】調査回答時にECサイトで月1回以上食品を購入すると回答したモニター
【調査元】株式会社シナブル(https://www.scinable.com/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

※本レポートのPDF版をご希望の方はこちらからダウンロードください。
https://www.scinable.com/document/gloceryEC-survey
ECサイトで食品を購入する頻度は『1か月に1回』が最多!どの食品を購入することが多い?




はじめに、「ECサイトで食品を購入する頻度を教えてください」と質問したところ、『1か月に1回(35.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『1週間に1回(17.6%)』『2週間に1回(15.9%)』となりました。

約4割の方が『1か月に1回』程度の頻度でECサイトで食品を購入しており、日常的な買い物というよりも補充や特定の目的で利用している様子がうかがえます。

では、ECサイトでどのような食品を購入することが多いのでしょうか。

「ECサイトで購入することが多い食品は何ですか?(上位3つまで選択可)」と質問したところ、地域別で以下のような回答結果になりました。




■北海道
『米・雑穀(31.8%)』『菓子(24.0%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品/麺類/肉類(16.3%)』
■東北
『菓子(25.2%)』『米・雑穀(22.1%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(19.9%)』
■関東
『米・雑穀(37.0%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(23.4%)』『水(18.2%)』
■中部
『米・雑穀(33.6%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(23.7%)』『菓子(17.6%)』
■近畿
『米・雑穀(35.4%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(26.2%)』『酒(24.6%)』
■中国
『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(27.7%)』『米・雑穀(23.1%)』『水(19.2%)』
■四国
『菓子(27.9%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(22.5%)』『米・雑穀(20.9%)』
■九州
『米・穀物(30.5%)』『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品(25.2%)』『菓子(20.6%)』

日常的に主食として消費される『米・穀物』はどの地域でも特に購入することが多いことがわかりました。また、『惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品』『菓子』もよく購入されており、ECサイトでは保存性が高い食品を購入している傾向が示されました。

■そのような食品をECサイトで購入する理由とは?
【米・穀物】
・重量がある商品なので配達してもらえると嬉しいから(40代/男性/宮城県)
・まとめ買いができる(40代/男性/鹿児島県)
・多くの店舗、種類の中から選べる(50代/女性/鹿児島県)

【惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品】
・普段手に入らないものを大量に購入できる(30代/女性/兵庫県)
・ゆっくり選べるし普段売っていないものも買うことができる。重たいし冷凍だし宅配が便利(40代/男性/鹿児島県)
・スーパーより安い好みの商品があるから(50代/女性/徳島県)

【菓子】
・居住地では購入できないもの、各地方の有名なお菓子を購入したいから(50代/男性/北海道)
・遠くのおいしいものが手に入るから(60代/男性/福岡県)
・全国の銘菓を購入できるから(60代/男性/福岡県)

重いものを配達してもらえる、居住地では手に入れられないものを購入できるなどの利点があることから、ECサイトで購入していることがわかりました。

では、ECサイトでの食品の購入金額は、1回あたりどの程度なのでしょうか。

「ECサイトで食品を購入する際の1回あたりの購入金額の平均を教えてください」と質問したところ、『3,000~5,000円未満(35.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『1,000~3,000円未満(24.4%)』『5,000~8,000円未満(19.6%)』となりました。

『3,000~5,000円未満』と回答した方が最多になりましたが、まとめ買いや商品の金額によって異なる様子がうかがえる結果になりました。

約7割の方が『普段の食事用』としてECサイトで食品を購入していることが判明!
では、どのような目的でECサイトで食品を購入しているのでしょうか。




「どのような目的でECサイトで食品を購入していますか?(複数選択可)」と質問したところ、『普段の食事用(74.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『自分へのごほうび(27.5%)』『特別な食品のお取り寄せ(25.9%)』となりました。

約7割の方が普段の食事用として食品を購入しているようです。
また、自分へのごほうびや特別な食品のお取り寄せといった目的で購入している方もいることがわかりましたが、ECサイトで購入する理由は何なのでしょうか。

「ECサイトで食品を購入する理由は何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『外出せずに購入できるから(54.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『いつでも注文できるから(46.0%)』『自宅まで届けてくれるから(44.5%)』となりました。

外出せずに購入できることやいつでも注文できることなど、ECサイトの利便性が購入理由として多く見られました。

ECサイトで食品を購入する理由について、地域別では以下のような回答結果になりました。

■北海道
『外出せずに購入できるから(58.9%)』『自宅まで届けてくれるから(37.2%)』『いつでも注文できるから(36.4%)』
■東北
『外出せずに購入できるから(49.6%)』『いつでも注文できるから(47.3%)』『自宅まで届けてくれるから(44.3%)』
■関東
『外出せずに購入できるから(53.9%)』『自宅まで届けてくれるから(48.1%)』『いつでも注文できるから(45.5%)』
■中部
『外出せずに購入できるから(51.2%)』『いつでも注文できるから(46.6%)』『遠方にしか売っていない商品を購入できるから(36.6%)』
■近畿
『外出せずに購入できるから(56.2%)』『いつでも注文できるから(50.8%)』『自宅まで届けてくれるから(50.0%)』
■中国
『外出せずに購入できるから(60.8%)』『自宅まで届けてくれるから(48.5%)』『いつでも注文できるから(47.7%)』
■四国
『外出せずに購入できるから/自宅まで届けてくれるから(50.4%)』『いつでも注文できるから(41.1%)』『遠方にしか売っていない商品を購入できるから(39.5%)』
■九州
『外出せずに購入できるから/いつでも注文できるから(52.7%)』『自宅まで届けてくれるから(42.0%)』『遠方にしか売っていない商品を購入できるから(33.6%)』

どの地域でも『外出せずに購入できるから』が最多になりました。
中部・四国・九州は『遠方にしか売っていない商品を購入できるから』という理由が他の地域よりも上位に挙がり、地域的に入手困難な特産品や人気商品をECで取り寄せたいニーズが強いことが示されました。

購入の際に重視することや不満なことは?
次に、ECサイトで食品を購入する際に重視することについて聞いてみました。




「ECサイトで食品を購入する際、重視することは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『価格(56.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『送料(44.2%)』『ポイントが付くかどうか(29.5%)』となりました。

多くの方が『価格』や『送料』と回答したことから、コストパフォーマンスを重視する傾向があるようです。
また、『ポイントが付くかどうか』も上位になり、価格以外の付加価値も評価の対象になっていることがわかりました。

前の質問で『送料』を重視すると回答した方が約4割いましたが、送料が無料かどうかについてどの程度重視するのでしょうか。

「ECサイトで食品を購入する際、送料が無料かどうかをどれくらい重視しますか?」と質問したところ、約9割の方が『とても重視する(52.9%)』『やや重視する(37.8%)』と回答しました。

大多数の方が、送料が無料かどうかを重視すると回答したことから、送料が無料であることが購入決定の大きな要因となっていることがわかりました。

では、配送日数がどのくらいなら購入に至るのでしょうか。




「ECサイトで食品を購入する際、配送日数がどのくらいなら購入してもよいと思いますか?」と質問したところ、『2日~3日(34.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『4日~5日(34.3%)』『6日~7日(19.0%)』となりました。

約7割の方が『2日~3日(34.9%)』『4日~5日(34.3%)』と回答したことから、ある程度の日数までなら購入してもよいと思うようですが、購入の際に不満に感じることなどはあるのでしょうか。

最後に、「ECサイトで食品を購入する際、不満を感じていることは何ですか?(複数選択可)」と質問したところ、『送料が高い(28.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『価格が高い(23.0%)』『商品の実際の大きさや量がわかりにくい(20.9%)』となりました。

送料や価格に対する不満が上位になり、金額に不満を感じやすい傾向が示されました。
また、食品特有の問題として大きさや量がわかりにくい点にも不満を感じる方が多い結果になりました。

ECサイトで食品を購入する理由は「外出せずに購入できるから」が最多に!購入の際に重視することは「価格」「送料」「ポイントが付くか」
今回の調査で、ECサイトで食品を購入する理由や、購入の際に重視することなどが明らかになりました。

ECサイトで食品を購入する頻度は「1か月に1回」が最多になり、保存がきく米・穀物、惣菜・レトルト・インスタント・冷凍食品、菓子を購入する方が多いようです。
食品を購入する際の1回あたりの金額は「3,000~5,000円未満」が多く、普段の食事用として購入している方が約7割に上りました。

ECサイトで食品を購入する理由は、全体で「外出せずに購入できる」「いつでも注文できる」「自宅まで届けてくれる」が上位になりましたが、地域別で見ると中部・四国・九州では「遠方にしか売っていない商品を購入できる」という回答も多く見られました。

購入の際は、「価格」や「送料」を特に重視する一方で、「ポイントが付くかどうか」という付加価値についても重視している方が多いようです。

また、約9割の方が送料が無料かどうかを重視すると回答し、配送日数が 「2日~3日」「4日~5日」なら購入してもよいと思うことがわかりました。

不満点については、送料や価格が高いこと、商品の大きさや量といった情報不足が上位になりました。鮮度やサイズ感、商品画像の充実など、信頼を高める情報を提供することで、金額に対する納得感や満足度、リピート率が向上するのではないでしょうか。

EC・通販特化のパーソナライズド・プレシジョンCRMプラットフォームなら『EC Intelligence』




今回、「食品ECサイト」の利用実態調査を実施した株式会社シナブルは、ECサイトの売上アップに必要な機能を網羅したクラウド型のソフトウェアである『EC Intelligence』https://www.scinable.com/)を開発・販売しています。

主に、以下の機能が備わっています。

■MA・データ分析・CDP
・メッセージ配信の一元管理
メール、LINE、SMS、アプリ通知、DMを統合的に管理し、コンテンツ作成や配信設定の時間を削減します。

・データ統合と顧客セグメント作成
複雑なSQL操作なしでデータを統合し、顧客セグメントの作成が可能です。

・自動データ結合と計算
CDP機能により、RFM分析や購入履歴のデータを自動で結合・計算します。

・高いメール到達率
SPF、DKIM、DMARCによる送信元ドメイン認証に対応し、メール到達率向上が可能です。

■MAと統合された検索・レコメンドエンジン
・高速レスポンス
独自開発の検索エンジンにより、100万点以上の商品からの検索・レコメンドを高速で行えます。

・レコメンドエンジン
テキストマイニングと協調フィルタリングにより、個別の検索結果やレコメンドを提供します。

■Web接客・A/Bテスト・サイト改善
・バナーやポップアップの出し分け
顧客データを利用して、条件に応じたバナーやポップアップを表示します。

・A/Bテストと効果測定
すべてのコンテンツでA/Bテストが可能で、効果を自動で測定します。

■その他の機能
・アンケート作成
多様な設問形式やページ分岐に対応したアンケートフォームを作成できます。

・リアルタイム分析
サイト訪問者のリアルタイム分析を行い、現在の閲覧者数や購入者数を表示できます。

・セキュリティ
高いセキュリティを確保するため、ブラウザ認証、OTP認証、IP制限などに対応しています。

■EC Intelligenceの強み
EC Intelligenceの機能を活用した施策例が多くあります。

1.サイトからの離脱を減らすため、検索結果が0件の場合でも商品を提案する仕組みの導入
2.特定の顧客にのみクーポンを表示し、セール時でも利益率を維持する施策を実施
3.顧客ごとにカスタマイズされたクーポンや値下げ情報を自動でメール送信

上記以外にも施策例があるので、顧客体験の向上や売上の増加を図れます。

※本レポートのPDF版をご希望の方はこちらからダウンロードください。
https://www.scinable.com/document/gloceryEC-survey

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