
「地域おこし協力隊」は2009年度から総務省が実施する制度で、隊員は都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
※「地域おこし協力隊」についての詳しい情報はこちら
https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about.html
神奈川県の北部に位置し、人口72万人の政令指定都市として、都市と自然がベストミックスしたまちを目指している相模原市。実はその市域の3分の2は自然豊かな中山間地域(津久井・相模湖・藤野地区)にあり、豊富な水源が神奈川県の水がめとしての役割を果たしている一方、少子・高齢化や地域コミュニティの衰退などの様々な課題があります。

相模原市中山間地域のまちなみ
この課題解決を目指して、市はJR中央線藤野駅近くに「森のイノベーションラボFUJINO」(通称:森ラボ)を設置し、多様な働き方の支援や、都心や中山間地域を結ぶ交流拠点としています。
現在本市では、森ラボ利用者とともに農林業や子育て、デジタル起業等25以上のプロジェクトを進めており、この森ラボを拠点として、中山間地域に移住し地域の課題に前向きに取り組んでもらう「地域おこし協力隊」を令和5年10月に初めて採用。このたびその仲間を新たに1名募集しています。都心から1時間でアクセス可能な相模原市の中山間地域で、ぜひ一緒に活動してみませんか?

森のイノベーションラボFUJINO
【活動期間】 令和7年9月1日から
【業務内容】
「デジタル担当」として、ICTの知見を活用し、中山間地域の課題解決や地域の魅力発信に向けた活動を行います。
●地域事業者のデジタル支援
webやSNSを活用した情報発信、予約サイトの導入、新規事業立ち上げ支援など
●地域住民のデジタル支援
デジタル機器なんでも相談会の講師、中山間地域における医療や防災対策のデジタル化に対する
支援など
●森ラボプロジェクトの支援
25のプロジェクトにおいて、状況調査や問題可視化など、主としてデジタル面での支援
[森ラボプロジェクトの例]
・空き家対策
地域の空き家状況調査、空き家の片付け、小規模リノベーション等、移住促進団体と連携した空
き家対策の推進
・農林業、福祉事業連携
農林業の課題可視化、森のリトリート利用、森林浴などの横展開事業、間伐材有効利用、福祉事
業所との連携
【応募期間】 令和7年6月2日(月)~7月22日(火)
【募集人数】 1名
【勤務地】 森のイノベーションラボ FUJINO(通称:森ラボ)
相模原市緑区小渕2012 [JR中央本線 藤野駅より徒歩3分]
〈森ラボホームページ〉
https://morilab-fujino.jp/
【活動地】 相模原市緑区中山間地域 (津久井・相模湖・藤野地区)
※募集対象・雇用条件・選考方法・申込方法等の詳細情報は「ニッポン移住・交流ナビJOIN」をご覧ください。
http://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/66192
(令和7年7月22日まで掲載予定)
・「スマホ無料教室 初心者編」(令和5年12月~)
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・
「デジタル機器なんでも相談会」(令和6年1月~)
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・「地域魅力発見発信プロジェクト ドーム船でワカサギ釣り体験イベント」(令和6年2月)
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・「バリアフリープロジェクトにおけるロボット開発プロジェクト」(令和6年6月)
詳細を見る(前編)
詳細を見る(後編)
・「中山間地域起業家支援講座」(令和6年6月)
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・「森の国際映画祭withキネコ国際映画祭」(令和6年7月)
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・「地域魅力発見発信プロジェクト ローイング体験会」(令和6年8月)
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・「地域の事業者に向けたデジタル化支援の取り組み」
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スマホ無料教室

ドーム船でワカサギ釣り体験イベント

バリアフリープロジェクトにおけるロボット開発プロジェクト
先輩隊員 中島 竜馬さん (令和5年度より) 「地域おこし協力隊になったきっかけは、旧藤野町にある「廃材エコヴィレッジゆるゆる」への滞在でした。そこでの体験を通して、「地域にあるものを生かしながら暮らす」という生き方に魅力を感じ、この地と関わっていくことを決意しました。

中島 竜馬さん
現在、協力隊として1年半が経ちました。地域には心強いメンターや温かい住民の方々がいて、仕事も休日もとても充実しています。活動を続ける中で常に感じるのは、中山間地域の課題が日本全体の課題と深くつながっているということです。都心の方々も巻き込みながら、全国のモデルとなるようなまちづくりを共に進めていけたらと考えています。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度この地に足を運んでみてください。きっと、自分らしい関わり方や役割が見つかるはずです。

森ラボ 高橋代表とともに