デジタルマーケティングの株式会社バリューファースト(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:佐野 聡士、以下バリューファースト)が運営する「ゼニエモン」では10代から60代以上の男女400名を対象に、消費行動によって感じる経済格差についてのアンケートを実施しました。
アンケートの詳細はこちら:https://valuefirst.co.jp/article/680.html
【調査概要】
調査期間:2025年8月2日~2025年8月15日
調査機関:自社調査
調査対象:クラウドワークスに登録している10代以上の男女
有効回答数:400件
調査方法:クラウドワークスによるインターネット調査
月の手取り額が20万円~29万円と回答した人は、400名中108名
「月にどのくらいの手取りがありますか?」という質問に対し、回答者400名のうち、約30%の108名が、手取りは20万円~29万円と回答。
年齢と月の手取りの関係性については相関が見られ、30代、40代の手取りは20万円~40万円の割合が高い傾向がありました。
また、20代の手取りは10万円未満~20万円台の割合が高い結果となりました。
なお、40万円以上と回答したのは、全体の5.5%である22名のみでした。
普段のお金の使い道として、貯金・投資が3位にランクイン
「普段のお金の使い道としてあてはまるものを選んでください」という質問に対しては、19.9%が食費、18.4%が日用品と回答しました。
続いて回答数が多かったのは、「貯金・投資」です。
この結果からは、多くの人が日常生活に不可欠な支出の次に、将来への備えや健康維持を重視しているという傾向がみられます。
一方で、「教育系の自己投資」にお金をかけている人は全体のわずか3%と、ごく少数にとどまりました。
この数字は、自己成長やスキルアップの重要性が理解されていたとしても、日々の出費や将来の不安の前では、余裕のある人だけができる選択になってしまっている現状を浮き彫りにしています。
収入によって、セールや安価な代替品を選択するようになった人は半数以上
「収入によって、買い物の仕方が変わったと感じるのはどのような場面ですか?」という質問に対し、回答者の半数以上が「セールや安価な代替品を選択するようになった」と回答しました。
「買い物の仕方に何らかの変化があった人が全体の94%」という結果から、収入の増減や物価の上昇が「買い物の仕方」に与える影響の大きさが浮き彫りになっていることが分かります。
また、これらの変化は、好みやライフスタイルの変化ではなく、“変えざるを得なかった”消費行動といいかえることもできるでしょう。
「以前は当たり前だったもの」を手放す選択をする人が増えており、その背景には、経済的な余裕の差によって広がる「買い方の格差」が存在しています。
自分がお金の面で不利だと感じている人は全体の78%にも及ぶ
「自分はお金の面で不利だ」と感じている人は、400名中311名と、大半であることが分かりました。
また、「自分が金銭的に不利だと感じた瞬間」についての質問に対し、最も多かったのは「自由に使えるお金がない」「収入が少ない」といった経済的制約で、400人中140人が回答しました。
次いで多かったのは「周囲との比較」や「社会構造への不満」(95人)で、相対的な視点から不利を感じる傾向もうかがえます。
また、「旅行や趣味、自己投資を諦めた」という声(58人)からは、選択肢や体験の幅が限られる「経験格差」がにじみ出ています。
こうした結果は、経済格差が単なる所得の差にとどまらず、人生の機会や文化的な体験にも影響を及ぼす構造的な問題であることを示しています。
回答者の50%以上が、今後のために貯蓄・投資をしていきたいと回答
「今後のお金の使い方で意識したいこと」として最も多かった回答は「貯蓄・節約」(115人)、次いで「投資・資産運用」(110人)という結果になりました。
このことから、限られた収入の中でも将来に備える意識の高まりがうかがえます。
また、「自己投資」と答えた人も約50人おり、自分の成長にお金を使いたいという前向きな姿勢も見られます。
一方で、「健康」と答えた人は16人と少なく、体や心のケアが後回しにされがちな現実も浮き彫りになりました。
これは、格差のある社会の中で、限られたお金をできるだけ効果的に使うために、支出の優先順位を厳しく見極めることや、「生き抜くための苦渋の選択」を多くの人が強いられていることを示しているのかもしれません。
調査結果
・以前と比べ、買い物の仕方が変わったと感じている人は、回答者全体の約94%にも及ぶ
・回答者全体の約78%が、お金の面で自分が不利だと感じている
・400名中225名が、今後のために貯蓄や投資をしていきたいと回答
今回のアンケートからは、多くの人が日々の消費行動を通じて、経済的な制約や限られた選択肢の中で暮らしている実態が浮かび上がりました。
「買いたくても買えない」「必要だけれど後回しにせざるを得ない」といったもどかしさを抱えながら、それでも自分なりに工夫を重ねて生活している現実もみえてきました。
一方で、消費行動は単なるお金のやりくりではなく、自分らしさや大切にしたいことを反映するための選択でもあります。
日常のなかで何を優先し、何を見送るのか、といった選択の積み重ねが、私たちの価値観を形づくっているともいえるでしょう。
これを機に、自分にとってのお金の適切な使い方を見直し、お金=私たちを制限するものではなく、お金=私たちの生活を彩るものとして存在する社会が目指されるべきだと強く感じています。
ゼニエモンでは今回のアンケートによる結果をもっと詳しく掲載しています。
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