![「料亭 恵の本」外観](https://images.keizai.biz/kawasaki_keizai/headline/1486345653_photo.jpg)
川崎の大師地区商店街で2月10日から、「川崎大師・得する街のゼミナール(まちゼミ)」が開催される。主催は川崎大師まちゼミの会(川崎区)と大師地区商店街連合会。
「まちゼミ」は、商店街の店主らが講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツを受講者に伝える少人数制の講座。川崎市内ではこれまで川崎駅西口、鷺沼、登戸、武蔵新城などで行われた。
「川崎大師まちゼミ」の発起人は、生まれも育ちも川崎大師エリアという星川孝宜さん。商店街の活気がなくなっていく様子を感じ、商店街の共同体としての機能を活性化させたいとの思いから、2014年11月に「大師まちゼミの会」を結成した。2015年以降、毎年8月と2月の年2回、「大師まちゼミ」を開催している。
4回目となる今回は、17店・団体から19人の講師が22講座を開講する。川崎大師の門前町で、飲食店も多い大師の商店街。江戸時代創業の料亭「恵の本」(川崎区大師本町9、TEL:044-288-2294)では江戸前料理講座、米販売店「お米のさんらいす」ではぬか床づくり講座、パン店「石渡屋」(大師駅前1、TEL:044-287-8411)ではオリーブオイルでパンを食べる講座などを用意する。
このほか、「創作バッグ みうら」では手作りポーチ講座、初参加の「オレンジハウスAR」では絵手紙講座やウオーキング講座、川崎信用金庫大師支店では「お札の数え方講座」、「寿恵弘湯」(大師駅前1、TEL:044-266-6231)では銭湯の効能などを学ぶ体験講座、「アミターユヨガ」(大師町3、TEL:080-9770-7406)ではヨガ教室など。
受講料無料(材料費別途、要事前申し込み)。大師まちゼミ案内用紙は川崎区役所などで配布している。申し込みは各店まで。3月10日まで。