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川崎からパラトライアスロン支える 松山アヤトさん抱負語る

成田空港でのパラトライアスロンチーム出発式の様子

成田空港でのパラトライアスロンチーム出発式の様子

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 いよいよ9月7日からリオデジャネイロパラリンピックが開幕する。新丸子でトライアスロンショップ「Try-a+(トライエープラス)」(川崎市中原区上丸子八幡町)を経営する、元トライアスロン日本代表選手の松山アヤトさん(48)も、コーチとして選手を支えるため、8月31日に選手団とともに現地に旅立った。

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 松山さんは川崎市幸区出身。小さい頃から多摩川を見て育った。大学の時に水泳からトライアスロンに転向し、91年、92年には日本代表選手になった。現役を退いた後は、指導者として市内外で教室を開き、同競技の普及に努めている。

 パラトライアスロンは、今回の大会からパラリンピック正式種目になった。障がいの程度や種類によって5段階に分かれていて、カテゴリーや場面に応じて「ハンドラー」と呼ばれる支援者からサポートを受けられる。松山さんもリオでハンドラーとして実際に選手を支える。「とても重要な役目でプレッシャーを感じるが、選手が普段通りの力を出せるように尽力したい」と松山さん。競技は9月10日、11日に行われる。

 川崎市は2020年の東京パラリンピックに向けて取り組みを強化している。「パラスポーツはまだまだ周知が低いが、これをきっかけに色々な競技を見て楽しんでほしい。4年後につながる経験をたくさんお土産に持ち帰りたい」と松山さんは笑顔を見せた。

 リオパラリンピック開会式の放送は9月8日の6時~9時30分(NHK総合・Eテレ)。川崎からは競泳女子で過去に15個の金メダルを獲得している成田真由美選手(46)が2大会ぶりの出場。ほかにアテネ・ロンドンに続く3回目の出場となる射撃の瀬賀亜希子選手(50)、ウィルチェアーラグビーの山口貴久選手(34)が出場する。

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