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川崎であんパン品薄に 小林悠選手の残留喜ぶサポーターら詰め掛け

小林選手の看板の前にあんパンが並ぶ

小林選手の看板の前にあんパンが並ぶ

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 イトーヨーカドー武蔵小杉駅前店(川崎市中原区小杉町3、TEL 044-722-1011)で11月27日から、川崎フロンターレの小林悠選手が残留を決めたことを祝って「あんパン祭り」が開催されている。

「フロサポあんのパンまつり」の会場となった1階の売り場

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 「丸顔」が特徴とされ、チャントにも「アンパンマンのマーチ」が採用されている小林選手は、26日に自身のブログでフロンターレとの再契約を決めたことを発表し、決め手となったのが川崎のサポーターの存在であることを明かした。そのブログを読んで感動した同店の西川晃石店長が急きょ、残留を祝って「あんパンを売る」ことを決めた。

 同クラブのオフィシャルショップが1階に入っており、試合日にはサポーターでにぎわう同店。27日朝から店内のあんパンを集めてグッズ売り場に並べると、ツイッターなどで企画を知ったサポーターが次々に訪れてあっという間に売り切れた。

 2度にわたり取引先からパンを直送するなどして補充したが、27日昼には全てのパンが完売。28日には仕入れを増やすなどの対応をしたが、同様の内容で倍以上のパンが売れた。10個買ったというサポーターの男性は「23日に初タイトルがかかった鹿島アントラーズとの対戦に負けてファンはみんな落ち込んでいたけれど、久しぶりにツイッターが盛り上がっていて、うれしくて買いに来た。小林選手への感謝を込めてあんパンを食べる」と話した。

 西川店長は「フロンターレサポーターの行動力にはいつも驚かされるが、これが『フロサポ』の強み。だからこそ小林選手も残留したのでは。これからもみんなで地元の宝であるフロンターレを盛り上げていきたい」と意気込む。

 同店では、29日からも引き続きあんパンを販売し、小林選手への応援メッセージを受け付けるなどの応援企画も実施していく予定。

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