武蔵小杉駅前のこすぎコアパーク(川崎市中原区小杉町3)で12月4日、イルミネーションの点灯式が行われ、初めて駅前にイルミネーションの光がともった。
以前から、クリスマスの時期にイルミネーションがないのは寂しいと、市民から要望のあったイルミネーション。同パークの管理を担当するコアパーク管理運営協議会が、武蔵小杉駅前商店街振興組合の協力を得て実現した。
当日は、同協議会の安藤均理事長、同商店街の大坂邦治副理事長のあいさつの後、お祝いに駆け付けた鈴木賢二中原区長、川崎フロンターレのマスコット「ふろん太くん」の4人で、カウントダウンをしてイルミネーションを点灯。コアパークの3本の木にシャンパンゴールドの光がともり、集まった人から歓声が上がった。
会場では、法政大学第二中学校、高校合唱部によるクリスマスソングや冬の名曲の合唱コンサートが行われ、同商店街の「でくのぼう」特製のだんご汁と温かい飲み物が100円で振る舞われた。
同協議会の伊早坂遥さんは「コアパークの木はあまり大きくないが、そのおかげでLEDの明かりがよく映える。ささやかではあるが、市民の希望が市民によって実現したことがうれしい。今後はクラウドファンディングなどを活用し、規模と範囲を拡大していければ」と期待をにじませる。
点灯時間は17時~23時。2017年2月14日まで。