日本バスケットボール協会(JBA)は、7月3日に東京オリンピックに出場する3人制バスケットボール(3x3=スリーエックススリー)の男子・女子(各4人)の内定選手を発表した。女子では篠崎澪選手(富士通レッドウェーブ神奈川県・川崎市)が内定した。
第32回東京オリンピック3人制バスケットボール内定選手に選定された篠崎澪選手
女子日本代表チームは、5月にオーストリア・グラーツで開催された「FIBA 3x3 オリンピック予選2021(FIBA3x3 Olympic Qualifying Tournament=OQT)に出場し予選、準々決勝、3位決定戦を勝ち抜いて出場権を奪取してきた。
内定選手は、馬瓜ステファニー(#3トヨタ自動車アンテロープス)、篠崎澪(#11富士通レッドウェーブ)、西岡里紗(#15三菱電機コアラーズ)、山本麻衣(#23トヨタ自動車アンテロープス)のOQTを戦い続けた4選手。
OQTは、予選では「Pool B(Bグループ)」の女子日本代表チーム。日本21-15オーストラリア、イラン4-22日本、日本20-17ウクライナ、タイ6-21日本 と連勝。準々決勝も、日本20-13スイス で勝利したが、準決勝で 日本14-15フランス と惜敗。3位決定戦の 日本20-18スペイン に勝利して3位となりオリンピック出場を決めてきた。
内定選手を発表した7月3日に行われた会見で、篠崎選手は「最初で最後のオリンピック。集大成として見ていただいている方々に勇気を与えていきたい」とメッセージ。メダル獲得への意欲にあふれていた。