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富士通レッドウェーブ開幕より5連勝 加入した宮澤夕貴・中村優花選手も勝利に貢献

果敢に攻撃をする中村優花選手。撮影=斉藤豊・加藤恵三(神奈川県バスケットボール協会)

果敢に攻撃をする中村優花選手。撮影=斉藤豊・加藤恵三(神奈川県バスケットボール協会)

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 バスケ女子Wリーグの富士通レッドウェーブは、11月5日より第4節に入りゲーム1でトヨタ紡績サンシャインラビッツと対戦し 富士通71-57トヨタ紡績 のスコアで勝利し5連勝とした。

「Wリーグ2020-21プレーオフ ファイナル」で活躍する中村優花選手

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 東京オリンピックで銀メダル獲得に活躍した町田瑠唯選手(#10)、宮澤夕貴選手(#52)、オコエ桃仁花選手(#99)の3選手と、世界にジャパンパワーを見せつけた3X3の篠崎澪選手(#11)など実力選手がそろう富士通。宮澤選手とともに、ENEOSから移籍した中村優花選手(#22)もエナジー全開のプレーを見せ開幕ゲームからの白星積み重ねに貢献している。

 中村選手が登場することで拮抗する流れを優勢に持ち込み、不利な状況を好転させるきっかけを作る。その根底にあるのは、コート内に足を踏み入れたその瞬間からエナジーあふれるプレーでゲームの流れを引き寄せていく力。「好転へのチェンジメーカー」「勝利への仕事人」として富士通の戦力として欠かせない存在になりつつある。

 2021年3月21日に国立代々木競技場 第2体育館で行われた「Wリーグ2020-21プレーオフ ファイナル」。戦う相手はトヨタ自動車アンテロープス。11連勝のENEOSに挑むトヨタ自動車が初戦で勝利をつかみ取りこのゲームで勝てば優勝。ENEOSも連勝を積み重ねるために奮闘するも ENEOS60-70トヨタ で優勝を逃がした。

 中村選手にとってはこのゲームがENEOSの公式ゲームの最後となった。20分近く出場し得点でもエナジーでもフル回転。そのプレーに拍手を送る人は多い。そして4月30日に「コートに立つ姿をたくさんの人にお見せできて個人的にもうれしいシーズン。これからも中村優花として挑戦したい」の言葉を残してENEOSを退団。

 「いつもニニ(中村優花選手)には力をもらってきた。ファンというよりは私のエナジーの火付け役。どこに旅だってもニニはニニ」と富士通へ移籍しても中村選手を応援する声は多い。併せて、中村選手が富士通に加わることで表れるケミストリーへの期待も大きい。

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