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「hana-1970、コザが燃えた日-」の子ども無料チケット 舞台芸術に触れられると好評

「hana-1970、コザが燃えた日-」のメインビジュアル

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 川崎市まちづくり局拠点整備推進室は、ホリプロが企画制作する舞台「hana-1970、コザが燃えた日-」の子ども無料チケット配布を市民に案内して喜ばれている。実演芸術の鑑賞・体験などを子どもたちに提供する文化庁子供文化芸術支援事業の一環。

「hana-1970、コザが燃えた日-」の子ども無料チケットを案内する川崎市まちづくり局の塙綾子さん

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 川崎駅西口大宮町地区の地区施設整備活用事業の事業者(代表企業者)として決定しているホリプロとの関係で子ども無料チケットによる鑑賞への呼びかけが川崎市にも寄せられた。川崎市は、ホリプロからの「一人でも多くの子どもたちに本物の舞台に触れて、舞台芸術のすばらしさを実感しながら、来年返還50 年目を迎える沖縄のことについて目を向ける機会にしてほしい」との呼び掛けに協力した。

 復帰直前の1970年12月20日に実際に起きたコザ騒動を背景に、日本でもアメリカでもなかった「沖縄」で生きた人々を描いた作品。兄弟役を演じる主演の松山ケンイチ(ハルオ役)さんと、岡山天音(アキオ役)さんは、稽古に先立ち沖縄に行き実際にコザ騒動が起こった場所に立ち、その当時を知る方々の声を聞いている。

 松山さんは「沖縄で現地の方々にお話を伺った際、僕がこの作品で演じるハルオのように、戦争で戸籍が無くなり自分の出自がわからなくなった方が実際にいらっしゃることを知りました。また現地の方々のお話から、沖縄と本土の間には、自分たちが同じ国の住人なのかについての大きな感覚の違いがあることも実感しました。

 僕自身は仕事でしか沖縄を訪れたことがありませんし、沖縄をリゾート地だと思ったことは一度もありません。学ぶほどにつらい歴史もある島々ですが、ちむぐくる(真心)といちゃりばーちょーでー(一度会ったらみな兄弟)を大事にする現地の方々は、僕が訪れたときも温かく迎えてくださいました。いろいろな感情を知っているからこそ、あの場所からは音楽を始め、いろいろな感情を伝える文化が生まれたのだと思います。この舞台もそうなるように努めます」とコメントを発表。

 岡山さんも「稽古が始まる前に実際に沖縄に行きました。曇り空ということもあってか、コザの街は独特な空気を放っているように感じられました。立ち並ぶ建物のデザイン、街全体のビジュアルには、アメリカと沖縄が混在しているかのような雰囲気が漂っていて、どういう街なのか、一言では形容し難いものがありました。

 コザでは現地の方に説明していただきながら、コザ騒動があった場所などをめぐりました。あの騒動を実際に体験された方のお話を伺うことで、自分の中に重く残るものもありました。そこには今まで自分が知ることのなかった沖縄像がありましたし、この作品と根底でつながるものを感じます。それがどういうふうに芝居の中に流れ込んでいくのか、自分自身も楽しみにしています」と訪沖した感想を述べている。

 この様子はNHK「おはよう日本」(1月11日放送予定)や「あさイチ」(1月14日放送予定)でも紹介される予定。

 会場は、東京芸術劇場 プレイハウス。子供支援事業対象公演は、1月9日(日)15時~、10日(月祝)15時~、14日(金)19時~、15日(土)18時~、21日(金)19時~、22日(土)18時~、26日(水)19時~。

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