川崎市を中心に多摩川周辺のクラフトビールブルワリーから成るTAMAGAWA ALL BREWERIES ALLIANCE(TABA=タバ)が、10月8日・9日に丸子橋河川敷でクラフトビールフェスティバル「SOUND&CHAIR」を開催する。
川崎市が実施する丸子橋河川敷の新たな利活用に向けた社会実験の取り組みとして行う「SOUND & CHAIR」。アウトドアチェアをさまざまな場所に置き飲酒を楽しむチェアリングスタイルで実施。TABAに所属するブルワリーの中から、「T.T BREWERY」、「鍵屋醸造所」、「みぞのくち醸造所」などの施設が参加し、それそれが自慢のビールを提供。各ブルワリーの味を比較できる機会を提供する。
クラフトビールに合うフードも用意するほか、河川敷の自然環境へマッチした音楽の選曲をミュージックアーチストのharuka nakamuraさんが担当したアンビエント・ミュージック(環境音楽)も流し、多摩川の自然の中でくつろぎながら思い思いに過ごせるよう演出する。
プロジェクトを推進するepigram(エピグラム)の川辺出さんは、「愛称の『TABA(タバ)』には、この地、この川の上流がかつて『丹波川(たばがわ)』呼ばれていたこともある。そんな歴史的なロマンも感じながらブルワリーの主人たちが懸命に作り上げているビールの味を楽しんでもらえれば」と話す。
運営を担当するプロデューサーの金子和司さんは、「優劣つけがたいブルワリーの自信作が集まる。互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、時には助け合う多摩川のブルワリー。その味を一挙に楽しめるチャンス。ぜひ来場していただければ」と呼びかける。
開催時間は、両日11時~18時。小雨決行・荒天中止。参加は無料。アルコールはチケット制。会場内は喫煙スペースを除き全て禁煙。会場は、丸子橋第2広場と丸子橋ピクニック広場。
※表記ミスがあり修正しました。お詫びいたします。