川崎市は人口が4月24日現在で150万人を突破したことを受け、5月10日、川崎市役所第3庁舎の人口ボードが5月1日現在の人口に更新された。
川崎市は1924(大正13)年、人口約5万人から始まり、政令指定都市になった翌年の1973(昭和48)年に100万人を超えた。以後、人口推移は上昇し、今年4月で150万人を突破した。他の政令指定都市と比較すると京都市を超え7位となり自然増加数は1位、65歳以上の老年人口の割合が最も低い。全国で人口が減少する中、出生数が死亡数を上回り自然増加が今でも続いている。
人口増加の要因の背景として、中原区の武蔵小杉駅周辺は大型タワーマンションの建設が続き、複数の路線が通り都心からも近いことから転入者が増えた事が一つの要因。同市内の中でも中原区は昨年25万人を超え、若い子育て世代の流入により子育て支援や地元住民との間の新旧コミュニケーションの課題も抱える。