等々力陸上競技場(川崎市中原区等々力1)で8月19日、J1リーグ第23節川崎フロンターレ対北海道コンサドーレ札幌が行われ、場外フロンパークで「Fサーキット」と銘打ったイベントが開催された。
パトロール業務からは引退し、現在はイベント時にだけ展示されるスカイラインGTRのパトカー
この日は車やバイクなどの乗り物に焦点を当て、「等々力愛車自慢グランプリ」や「多摩川スピードウェイ回顧展&映像上映」、交通安全を学ぶ「安心・安全フェア」などさまざまなアトラクションが企画された。
イベントに参加した宮前区に住む10代の男性は「先週は女性向けのイベントでバラエティー要素が強かったが、今回は普段あまり意識しない乗り物の安全についても考える実用的なもので、イベントごとのバランスが良い。小学生の頃からフロンターレサポーター。等々力での試合には毎回来ており、週末に試合があると一週間頑張れる」と話す。
多摩区に住む20代の男性は「普段あまり間近で見る機会のないパトカーの展示があり、非常に楽しめた。トラブルや犯罪に巻き込まれた時ではなく、楽しみながらパトカーが見られるのはフロンターレのイベントならではだと思う」と話す。
試合は前半13分、MF中村憲剛選手のゴールで幸先よく先制。その後も手堅く時計の針を進め、後半30分にFW小林悠選手が追加点を挙げスコアを2-0とする。その後1点を返されるも、そのまま逃げ切り2-1でタイムアップ。1万8342人が見守る中、フロンターレがリーグ戦3連勝を飾った。次節は今月27日、ヴァンフォーレ甲府との一戦、アウェーに乗り込む。