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元住吉に肉バル「ブレーメンストリートキッチン」 地元のアンテナショップ目指す

オープン前の店頭に立つ、オーナーの川野輪さん

オープン前の店頭に立つ、オーナーの川野輪さん

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 元住吉西口のブレーメン商店街に9月6日、ドイツ風肉バル「ブレーメンストリートキッチン」(川崎市中原区木月1、TEL 044-948-9955)がオープンした。

店内の看板に書かれたお勧めメニュー

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 同商店街の青年部長を務めていた伊藤俊介さん(40)が店長を、同商店街に支店を置く不動産店に勤める川野輪重喜さん(35)がオーナーを務める同店。緑色を基調にした10坪ほどの店内に、テーブル12席、カウンター6席が配置されている。

 メニューは、ステーキ、ソーセージなどの肉料理を中心に、ジャーマン風ポテトサラダ、アヒージョ、パスタ、ピザなど、バラエティに富んだメニューを提供する。飲み物は、生ビールのレーベンブロイとスーパードライ、同商店街で開発されたクラフトビール・「ブレーメンビア」各種のほか、サワーやウィスキー、カクテルをそろえる。

 出店の経緯は、2年ほど前に伊藤さんが「元住吉のアンテナショップを作りたい」と思い立ったことから。いつか店をやりたいと考えていた川野輪さんが賛同し、構想を練るうちに「ブレーメン」のイメージから「ドイツ風肉バル」という業態になった。

 川野輪さんは「不動産の仕事をしているので、この街の魅力についてはよく理解しているが、元住吉の人は本当に元住吉が好き。外から来る人にもこの魅力を伝えられたら」と話す。当初は不動産店を辞めて店を始めるつもりだったが、社長から「辞める必要はない。応援するからやってみろ」と背中を押されて、二足のわらじを履くことになった。

 「店を始めると言ったら、職場の仲間や取引先、お客さまなど本当にいろいろな人が応援してくれて、おかげで無事に開店することができた。まだ至らない部分は多いと思うが、商店街の魅力アップにつながるように、日々革新を心掛けて店づくりをしたい」と意気込む。

 営業時間は17時~24時(土曜日のみ18時~)。日曜と第2、第4月曜定休。

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