川崎のキムチ店「おつけもの慶」(川崎市川崎区大島上町、TEL 044-288-7616)が9月4日、開店から15周年を迎えた。
代表の渥美和幸さんは、2002年に川崎のコリアンタウンといわれる同地で一坪の店から漬物店を始めた。その後、渡田新町にも店を出した。
キムチは、長野県佐久穂町の生産者から買い付けた白菜を、漬物職人の城野勝さんが塩漬けにする。1日400キロ強の白菜を使用しており、年末には1トンになることもあるという。
現在はインターネットで販売もするが、店舗では直売価格で売り出すため、店頭に買いに来る客も多い。定番の白菜キムチ(350グラム、540円)、チャンジャ(180gグラム、1,080円)や、塩麹(350グラム、1,080円)も人気が高い。
渥美さんは「城野さんと出会い、さまざまな苦労を乗り越えて一緒に15周年を迎えられたことに感謝している。これからもキムチの味を守ってたくさんの人に届けたい」と話す。
営業時間は10時~14時。日曜定休。