川崎駅周辺で10月28日・29日に恒例の「カワサキハロウィーン2017」のパレードが行われる。今年で21回目の開催となる。
2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催、および2024年の市制100周年へ向けて、年齢、障がい、人種、LGBTを超えて、すべての人たちが暮らしやすい優しい社会環境づくりを進める「かわさきパラムーブメント」の取り組みを進めている川崎市。今年はカワサキハロウィーンも趣旨に賛同し、市民の理解を深めるようなアプローチをしている。
LGBTを「運命的なテーマ」として作品発表や活動をしている写真家、レスリー・キーさんにイベントのキービジュアルを依頼。ラ チッタデッラの中央噴水広場にイルミネーションやメッセージボードで掲出している。
今年は初めてハロウィーンパレードの一環として、ドラァグ・クィーン、LGBT、理解を表明するアライの人々がパレードを通じてメッセージを発信する「プライド・パレード」を行う。昨年からスタートした車いすユーザーのパレード参加受付枠も拡大するという。
キッズ・パレードは28日12時~、13時30分~、15時~の3回。銀座街から銀柳街を通り、ラ チッタデッラに向けて歩く。「プライド・パレード」およびハロウィーンパレードは29日14時30分~16時。いずれも事前申込制。
ウエルカムパフォーマンスとしてJR川崎駅改札前広場と東口広場でコバヤシユウジさんのホラークラウンショー(28日10時~17時、観覧無料)、参加者がミニオンズの仮装をしてスタンプラリーなどに参加するイベント「MINIONS RUN KAWASAKI Halloween 2017」(参加費は高校生以上=7,500円、4歳~12歳=6,000円)も予定し、オープニングイベント「カワハロ ミニオン大行進」には「ぺこ&りゅうちぇる」がゲストとして登場する。
ラ チッタデッラ内では両日、「ジャック・オー・ランタン手作り教室」やフェースペインティング、特殊メーク体験コーナーなど子どもと一緒に楽しめる催しも(11時~18時)。