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スーパー大野屋、「川崎おせち」今年も 市内のレストラン12店舗の味集めて

川崎おせちのオードブル

川崎おせちのオードブル

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 川崎のスーパー大野屋を経営する大寿(川崎市中原区井田杉山町、TEL 044-798-0802)が今年も、市内で人気のレストランの料理を集めた「川崎おせちオードブル」の予約を受け付けている。

大野屋武蔵小杉店の外観

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 大野屋監修の川崎おせちは2005年から始まり、今年で8回目。始めは、同社会長である大野和夫さんが、主に中原区にあるなじみの店に声を掛けて企画、保健所では「こんな企画は見たことがない」と珍しがられ、同社が監修という形で責任を持ち販売するのであれば、ということで許可が下りたという。

 従来は9店舗による9品を一重で提供していたが、今回からは12品の二重にリニューアルした。二子新地の「TAVERNA Quale(タベルナ クアーレ)」、溝の口の「フランセーズ ラ・ポルテ」「すがひさ」、川崎区の「オイスターバル蘭鋳(らんちゅう)」など、地域を広げて新しい店舗も参入。和・洋・中取りそろえ、それぞれの店が粋を集めたメニューが楽しめる内容になっている。

 大野さんは「市場が休みになってしまう時期だが、冷凍にはせずに作りたてを届ける趣旨。限られた食材でそれぞれの店が知恵と技術を出して作ったメニューを大野屋でお重に詰めて提供する。パックなどから出す手間もなく、ふたを開ければすぐに食べられる」と話す。

 大野さんの息子で同社長の孝将さんは「今年は品数も増えてさらにバラエティーに富んだ内容になったので、川崎の味でお正月を楽しんで」と呼び掛ける。

 価格は1万5,000円。限定100台。予約は店舗で受け付けている(11月中の予約は5%引き)。商品は12月31日に店舗で手渡し。

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