川崎駅東口のコワーキングスペース「創荘」で2月23日、黒板アート講座が行われる。主催は日本ボードアート協会。
「黒板アート」は飲食店などの販促物として、黒板にチョークやペンでカラフルに描き、集客を促す手段の一つとしてイギリスのアイリッシュパブから発祥したという手法。
同会代表の早坂陵さんは「何回か受講すれば、誰でもコツはつかめる。自分の空いた時間を活用すれば、主婦や高齢者でも社会と関わるチャンスや小商いも始められる」と話す。
小さいころから絵を描くのが好きだったという早坂さんは26歳の時、飲食系の広告媒体に務め「黒板アート」に出合い、独学で活動を始め昨年8月に同会を立ち上げたという。
参加者の都内在住の甲斐ゆかりさんは「たくさんのサンプルをもとにレイアウトやデザインを学べた。実技演習では早坂さんの見本や他の参加者の作品を見ることで違った視点を知ることができ、明るい雰囲気で楽しめた」と話す。
早坂さんは「『黒板アート』は街の商業物であって、景観も良くなり、人の心も温かくなるポテンシャルを持つ。一度はあきらめたが、育児をしながらでも努力をすれば自分の夢はかなえられる」と話す。
受講料は1回に付き15,000円。申し込みはEメール(info@jba-art.or.jp)で受け付ける。講座は3月23日、4月27日にも同会場で開催。