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Bリーグ・川崎ブレイブサンダースが栃木ブレックスに1勝1敗

ジョッシュ・デービスがリバウンドを3度取り続けて得点に(第1試合4月20日)

ジョッシュ・デービスがリバウンドを3度取り続けて得点に(第1試合4月20日)

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 Bリーグ東地区第3位の川崎ブレイブサンダースは4月20日・21日(29節)、初代王者の栃木ブレックスをホームの川崎市とどろきアリーナ(川崎市中原区等々力)に迎え対戦し、1勝1敗で引き分けた。

20得点を叩きだした辻直人(第1試合4月20日)

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 29節となる栃木戦。とどろきアリーナは赤一色。「KAWASAKI RED HOT DAY」をタイトルに、レーザー光線、リフトバンド型LEDライト、応援タオル、スペシャル応援ハリセンなどでアリーナを赤一色にして応援した。

 栃木との対戦は今シーズン最終節。現在まで2勝2敗。川崎の北卓也ヘッドコーチは「栃木に勝ち越そう。そして第1戦で勝利を得ていないので、まず1戦目、初戦を獲ろう」と話して試合に臨んだという。

 4月20日に行われた第1試合は、川崎が強固なディフェンスを維持し、オフェンスにいい流れをつく作り得点を重ねた。全てのクオーター(Q)で川崎がリード。辻直人選手が大活躍して20得点。続いてニック・ファジーカス選手が19得点、篠山竜青選手が17得点を上げて栃木を抑えきった。

 栃木の安齋竜三ヘッドコーチは「ディフェンスで崩壊していた。辻選手にはディフェンスの甘さが出てしまいやられ続けた。川崎の方がエナジーがあった。第2戦は、気持、集中力をしっかりと持っていきたい」と総括した。

 川崎の北卓也ヘッドコーチは「残りホーム4試合。東芝がオーナーであったことに感謝を表すプレーをしようと選手に話した。アリーナのロビーでチームのメモリアル展示が行われている。東芝の歴史が思い起こされ感慨深いものがある。残り少ないが目先の試合をしっかりと戦って行きたい」と話した。

 翌4月21日の第2試合。栃木の動きは第1Qよりエネルギッシュ。得点は17-9と川崎がリードするも栃木らしいオフェンス(攻撃)が垣間見え、第2Qからは得点を挙げることに貪欲なプレーを随所に見せ続けた。

 ジェフ・ギブス選手、竹内公輔選手、喜多川修平選手がシュートを沈め、加点。渡邉裕規選手と田臥勇太選手も加点して64-75で栃木が2戦をもぎ取った。

 栃木の安齋竜三ヘッドコーチは、「昨日の完敗を受けて自分たちがどのようなことをしなければ行けないと言うことを考えて臨んだ。川崎のような良いチームに戦うには、自分たちの立ち位置をしっかりと持ってエナジーを大切にして行くことが必要だとみんなが気づいてくれた。チャンピオンシップに向けてよい流れ」と話した。

 川崎の北卓也ヘッドコーチは「ニック・ファジーカスや辻直人にボールが集まるパターンになり、相手がこちらの攻撃を読めるようになってしまった」と敗因を総括。「栃木のセカンドチャンスからの得点、ゴールやボールに対す執念がわれわれよりも勝っていた」とした。川崎は次節(4月27日・28日)がホームでの最終戦。京都ハンナリーズを迎える。

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