Bリーグ・川崎ブレイブサンダースは第4月27日(30節)、西地区第2位の京都ハンナリーズをホームの川崎市とどろきアリーナ(中原区等々力)に迎え対戦、85-80の接戦で川崎が勝利した。
今季、ホームでの最終節を迎えた川崎。東芝グループのバスケットクラブとして開催する最後のホームゲームでの2戦。「Thank you ! FOR YOUR SUPPORT」をテーマに68年間の応援と支援に感謝の気持ちを込めた試合として位置づけられていた。
試合前日練習後の会見で篠山竜青(#7)選手は、「良いときも悪いときもチームを支え続けてくれた。しかも次のオーナーとの橋渡しも用意してくれた。コートで感謝の気持ちを表現したい」と話す。
北卓也ヘッドコーチも「68年にわたる東芝のバスケットの歴史。私がプレーをしていたの1995年。その年に青木保憲(#4)が生まれている。長い歴史の重みを感じる」と感無量。「サポートしてくれた方々のためにも良い試合をしたい」と決意を述べる。
川崎は、1999-2000シーズンに日本リーグ、天皇杯の2冠を獲得した「東芝レッドサンダース」の復刻ユニフォームを2試合限定で着用して試合に臨んだ。
前試合で3000ポイントを上げ、帰化申請も認められたニック・ファジーカス(#22)のシュートから接戦がスタート。ほぼ互角の試合展開で第1クオーター(Q)から熱を帯びたゲーム展開。第1Q=21-19、第2Q=23-24、第3Q=21-15、第4Q=20-22と、ハイスコアーで推移。見ごたえのあるゲームとなった。
川崎は、ニック・ファジーカスが26ポイント、辻直人(#14)が17ポイント、藤井祐眞(#0)が15ポイント、ジョッシュ・デービス(#00)が10ポイント獲得で85点となり追いすがる京都を抑えきって第1戦に勝利した。