ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区大宮町、TEL 044-520-0200)で7月1日、市政記念日に合わせたイベント「ミューザの日」が今年も開催される。
2004年の同日に開館した同ホールが、市政記念日に駅前を盛り上げる趣旨で、2013年に始めた同イベント。年々知名度も上がり、昨年は1万5000人の来場があった。コンサートだけではなく、地元企業・団体が趣向を凝らし展示・体験・販売を行う。
ウエルカムコンサートでは、公募で選ばれた2人がオーケストラを前に指揮を行う。43人が応募し、市内の小学1年生を含む2人が選ばれた。コンサートはほぼ完売だが、若干の当日券が出る予定。
「JRトレインフェスタ」では毎年、JR東日本がNゲージの展示を行い好評を博しているが、今年は「四季島」や実際に使われているものと同じ券売機などを用意し、会場を盛り上げる。
マルシェには、地元の新岩城菓子舗の和菓子や市内の直売野菜のほか、宿河原のパティスリー・アノー、乃が美の食パン(限定300本)などが初めて並ぶ。
同ホール広報の前田明子さんは「音楽とは直接関係のない企画も多いが、まずはホールに足を運ぶきっかけにしてもらいたい」と話す。「今年はスタンプラリーにリニューアルしたばかりのアトレやラゾーナにも参入してもらい、多くの企業の協賛もいただいて、豪華な賞品を用意することができたので、ミューザを起点に街歩きを楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。コンサートやワークショップは催しごとに料金が設定されている。