川崎駅東口周辺で10月28日、「カワサキ ハロウィン2018」が行われる。今年で22回目。
1997年、まだ日本でハロウィーン文化になじみがなかった頃、川崎の街の元気と魅力を全国に向け発信する目的で地元企業の「チッタ エンタテイメント」が始めた。初開催のパレード参加者は150人、沿道の観客は500人程度。2016年度の参加者は2600人になり、沿道の観客は12万人で埋め尽くされ成長してきた。
例年通り、DJによる大音響のクラブサウンドに合わせて川崎駅東口周辺の公道を4グループのテーマに合わせて約1.5キロをパレード。今年はゴールの「新川通り」の6車線全てを規制して行う。「近未来系仮装&ダンス」グループは高校生ダンサーの「アオイ ヤマダ」さんがフロート上でダンスをしながら引っ張る。「ゾンビ&ホラー」グループはホラー映画の「ZOMBIE」をモチーフとしたテーマで、国内外で映画賞を受賞した映画「カメラを止めるな!」の制作チームスタッフも参加。「ストリート カルチャー&ダンス」グループは「川崎を世界に」をテーマに、地元川崎で活動している「KING OF SWAG」がヒップホップスタイルでパフォーマンス。「ドラァグクイーン&セクシャリティフリー・パーティー」グループはLGBTをテーマにドラァグクイーンらが映画音楽のサントラに合わせてパレードする。
KING OF SWAGのリーダーのDeeさんは「地元なので小さい頃から毎年楽しみにしていた。パレードを引っ張っていく大役を担い責任を感じているが、当日は参加者の人たちと一緒に楽しみたい」と意気込む。
パレード参加者は全員が仮装コンテスト「ハロウィン・アワード」の審査対象になる。賞金は過去最高の50万円。
開催時間は14時30分~15時45分。参加費は1,000円(小学生以上)。