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川崎市で「景観まちづくりボードゲーム」 子ども向けに「景観に興味を」

試作品を体験するワークショップメンバー

試作品を体験するワークショップメンバー

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 「ラゾーナ川崎プラザ」(幸区堀川町)4階中央通路で9月16日、川崎景観ボードゲーム体験会が開催された。主催は川崎市。

体験会に参加した子供たち

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 川崎市は、これまで「景観」に関する普及・啓発イベントを行っている中で、「子ども達」を対象としたイベントを近年企画しているという。子どもを対象に、より広く効果的に景観への興味を持ってもらおうと、「ボードゲーム」の制作を始めた。

 オリジナルボードゲームは最大4人で対戦。それぞれがさまざまな用途の建物タイルを組み合わせていき、すてきな景観のつくり上げていくというゲーム。

 川崎市まちづくり局担当課長の吉原秀和さんは「市内の小学生に景観ボードゲームを遊んでもらい、川崎市の景観を知り、親しむきっかけとしてもらいたい。小学生高学年をターゲットとしているが、その年代の子どもたちが楽しめるゲームであれば、大人でも十分に楽しんでもらえるものと考えている」と話す。

 今までに5種類の試作品を制作。景観・建築の「専門家の卵」である大学生、ボードゲームの対象である小中学生、市役所職員を対象としたテストプレーを繰り返しながら、現在試作品を1つに絞り込み、ブラッシュアップを続けている。

 2019年度にボードゲームを製品化し、市内の子どもに体験してもらう仕組みづくりを検討している。

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