川崎市内の幹線や駅につながる道路で「あっ!」と書かれた道路標示がメディアなどで取り上げられ、注目を集めている。
話題となっている道路は、第2京浜道路の小向東芝町の交差点から川崎駅方面・戸手町合流地点の1つ手前の信号までの約550メートル。近隣には住宅も集積し横断する人も多い。路線バスも走っており、カーブしているために見通しが悪い。
「あっ! 危ない」と、ヒヤリ・ハットした運転手も多い場所に、その時の気持ち「あっ!」をそのまま表示。川崎駅方面に向けては5カ所、逆に川崎駅方面から小向東芝町に向けては3カ所の標示に書かれている。配達で走るドライバーは「交通量や住民も多く、注意しながら走らなければいけないところ。注意を促してくれるのでとても良い」と好評。
走る車も道路標示が見えるとスピードを落としており、一定の効果はあるとみられる。住民からも好評で、近隣住民の一人は「これで事故が減ればと願っている」と話す。