バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)の富士通レッドウェーブ(中原区上小田中)は12月15日、「カルッツかわさき」(川崎区富士見1)にトヨタ紡織サンシャインラビッツを迎えて対戦し60-55で勝利した。
第1Qは、山本千夏選手(#15)の先制で始まり、篠崎澪選手(#11)と山本選手の連続3ポイントで富士通ペースの展開。町田瑠唯選手(#10)、篠原恵選手(#12)らも加点して26-13となる。
第2Qに入ると、富士通ペースにストップがかかり、クォーター中盤まで流れがつかめず苦しむも、篠原、高田汐織(#31)のフリースロー、町田、山本、内尾聡菜(#25)の各選手が加点して39-27で前半を終えた。
第3Qに入ると、トヨタ紡織の反撃が始まる。川原ゆい(#11)、畠中絵里(#13)、長部沙梨(#33)の各選手が加点して富士通を追撃。富士通の放つシュートがリングに嫌われ続け得点差は5点に縮まり最終Qに。
第4Qに入ってもトヨタ紡織の勢いは止まらない。川原ゆい(#11)、鼻中絵里(#13)佐藤奈々美(#18)の各選手のシュートで富士通は逆転を許す。町田、高田汐織(#31)選手もシュートを決め富士通も加点。こうした混戦状況を打ち砕いたのは山本選手の一投。ボールがリングに沈み流れが富士通に。さらにフリースローも確実に決めて追いすがるトヨタ紡織を突き放して60-55で勝利した。