男子バスケ・Bリーグ2018-19シーズンの60ゲームを戦い抜いた川崎ブレイブサンダースが5月22日に福田紀彦川崎市長を訪問し、今季終了の報告をした。
福田紀彦川崎市長(右)とDeNA川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫社長(左)
地区優勝を必達目標としBリーグ優勝を挑戦目標にしていた川崎ブレイブサンダース。中地区で2位となり、チャンピオンシップ出場を果たすも初戦で敗れる結果になった。
DeNA川崎ブレイブサンダースの元沢伸夫社長は「(東芝から)DeNAに変わった1年目。ほとんどのことを刷新してチャレンジした。観客数もB1でダントツの121%アップ。来季こそは悲願の地区とチャンピオンシップでの優勝を果たしたい」と報告した。
来季よりゼネラルマネージャーを務める北卓也ヘッドコーチも「優勝できず申し訳ない気持ち。一年間の声援に感謝したい。東芝で24年間、好きなバスケットボールに携われたのは幸せだった。今後も川崎のために力を注ぎたい」とGMとしての意欲も見せる。
佐藤賢次コーチ(来季よりヘッドコーチ)は「17年間このチームに関わった。伝統をより新しい力にしてリーグの大きなトロフィーを持ってきたい」と力強く来季を見据えた。
篠山竜青キャプテンは「街で声を掛けられることが1年前より多くなった。(バスケットボールや川崎ブレイブサンダースが)川崎になじんできた。今の盛り上がりを見るといろいろな協力があったからこそ。ゲーム結果は悔しいが、プロ選手として結果で恩返しをしたい」と感謝と勝利への気持ちを言葉にした。
これらを受けて福田市長は「この頃、『市長への手紙』などに子どもたちから届くようになり、『バスケットボールができる場所が欲しい』などの声が寄せられている。(今日会って)『安心』した。来季は『いける』と思う。川崎を盛り上げていきたい」と話した。