先日のルフロン前のストリートピアノに続き、川崎駅東口にまたもストリートピアノが設置され、道行く人々の耳を楽しませている。
今回、川崎市がピアノを設置したのは川崎駅東口の地下街「アゼリア」(川崎市川崎区駅前本町)の南広場。ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)の協力を得て、市が力を入れる「かわさきジャズ」の会期中、誰でも自由に演奏してもらう目的で置かれる。
ヤマハミュージックジャパンは、ピアノを身近に感じて親しんでもらうために行っているプロジェクト「Love Piano」の取り組みで、駅や空港、商業施設などにピアノを設置している。カラフルにペイントされたピアノが、さまざまな演奏者に入れ替わり立ち替わり弾かれる様子は、同社のウェブサイトやツイッターなどでも楽しめる。
中原区から買い物に来ていた主婦は「通りすがりについ足を止めて聴き入ってしまった。街中で思い掛けずピアノの音色に触れられるのはいい」と目を細めた。
設置時間は13時30分~20時(土曜・日曜は11時~)。11月17日まで。