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川崎が映画ロケ地としてノミネート 「シン・ゴジラ」撮影で

市内を巡った「ゴジラ」の60分の1フィギュア像

市内を巡った「ゴジラ」の60分の1フィギュア像

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 「ロケ地から日本を元気に」をテーマに、ロケーションジャパン(東京都港区)が主催する「ロケーション大賞」で、川崎市が映画「シン・ゴジラ」のロケ地としてノミネートされている。

庵野監督率いる撮影チームのロケの様子

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 今年で第7回目となる同コンテスト。3000人のアンケートを実施して「支持率」「ロケの支援度」「行楽度」「地域の変化」の4つの指標から大賞を決定する。

 川崎市は2008年より「映像のまち・かわさき推進フォーラム」を立ち上げ、川崎駅前に3つあるシネコンの連携や、映画ロケ地の誘致などを進めてきた。

 同市の市民文化振興室の永塚裕子さんは「シン・ゴジラを撮影したのは川崎市だけではないのに、ノミネートしてもらい驚いているが」と前置きしてから、「以前から映像のまちとして市民が誇りを持っており、みんなで映画とともに地域を盛り上げようという空気を感じ取ってもらえて、今回の選定になったのでは。ぜひ応援してほしい」と話す。

 同映画の興行収入は80億円を突破し、7月の公開から3カ月を経た今も上映が続いている。MX4Dの上映で話題になったTOHOシネマズ川崎の福森支配人は「夏の間は応援上映会を行ったり、ゴジラのフィギュアが飾られたりと非常に盛り上がった。『シン・ゴジラ』は地方都市の特色を生かして撮影するいわゆる『ご当地映画』ではないが、遠方からわざわざ『川崎で観よう』と言って来てくれる方もいて、ゴジラというコンテンツがまちに浸透しているのを感じた」と話す。

 投票はホームページで受け付けている。11月30日まで。

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