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川崎フロンターレが謎解き街歩きゲーム 「試合がない日もフロンターレを楽しんで」

ゲーム参加者だけが閲覧できる特設サイトには、撮り下ろし映像が満載。ベテランの中村憲剛選手もオープニングで熱演を見せる

ゲーム参加者だけが閲覧できる特設サイトには、撮り下ろし映像が満載。ベテランの中村憲剛選手もオープニングで熱演を見せる

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 川崎フロンターレが現在、「リアル脱出ゲーム」の企画制作で知られるSCRAP(スクラップ)とコラボし、謎解き街歩きゲーム「川崎フロンターレ 絶体絶命からの脱出」を開催している。

イベントのメインビジュアル

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 これまで下北沢や吉祥寺、大阪、名古屋でも謎解き街歩きゲームを成功させてきたSCRAPだが、プロスポーツクラブとのコラボは今回が初となる。自身も大学時代にフロンターレの練習に参加した経験を持つ同社担当の横手大地さんは「スポーツクラブとのコラボは念願だった。2年がかりで実現した。サッカーに詳しくない方でも楽しめるよう作り上げたので、多くの人たちに楽しんでほしい」と話す。

 ゲームは試合直前に誘拐された鬼木達監督に代わり、謎を解きながらフロンターレを率いて勝利へと導くというストーリー。回答はスマホで特設サイトに入力していく。サッカーやフロンターレの知識よりも着眼力や発想力を生かし、2~4時間かけて街を歩きながら楽しむ内容となっている。

 開催に当たり川崎市の後援、新丸子商店街連合会の協力を得ており、フロンターレのサポートショップを巡りながら謎を解くことができる。フロンターレ集客プロモーション部の井川宜之さんは「等々力陸上競技場でホームゲームが開催されない日もフロンターレを楽しんでいただきたい。そして地域ににぎわいを提供することができれば」と意気込む。

 7月15日にこのゲームが開催されると、週末を中心に武蔵小杉と新丸子エリアには謎解きキットを手に楽しむ人々の姿が見られるようになった。サポーター歴18年という女性は、謎解きゲームが好きだという長女と共に参加。「娘はサッカーに興味はないけれど、フロンターレの面白い発想やイベントが楽しいところが好きで。今回も声を掛けたらすぐ一緒に歩いてくれることになった。やってみると結構難しくて、一緒でなければクリアできなかった」と話す。

 ダイニングバー「FUORI DEL CAMPO(フォーリデルカンポ)」を営む萩原輝彦さんは「うちは営業時間が18時からなので、いまのところゲームついでの来店はないが、長い期間中いずれはあると思う。皆が『毎年恒例にしたい』と思えるように、バックアップしていければ。もちろん自分自身もゲームにチャレンジしたい」と話す。

 フロンターレが運営するFRO CAFEで謎解きキットを購入すれば誰でも参加できる。価格は、一般=2,300円(川崎フロンターレ後援会会員は2,000円)、中学生~大学生=1,800円、小学生=1,000円。開催期間は12月27日まで。

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