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川崎にバスケットコート「ウニコ コート」 地元企業が地域の文化拠点開設

Unico Courtの内観

Unico Courtの内観

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 川崎駅東口に6月24日、バスケットコート「Unico Court(ウニコ コート)」(川崎区日進町、TEL 044-211-1711)がオープンした。

コートのあるビルを所有するヨネヤマの武井社長夫妻

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 食品容器・包装卸のヨネヤマ(大川町)の旧社屋の倉庫をリノベーションして作られた同施設。「Unico」はイタリア語で「唯一無二」の意で、同社が日進町に所有するビルや倉庫をリノベーションして造る、シェアオフィスやカフェなどを含む複合施設の総称。同コートは、その第1弾となる。

 バスケットコートは2面。プロバスケットボール選手の岩佐潤さんによるスクールを開くほか、さまざまな目的での利用に対応できるスペースとして一般に貸し出す。6月26日には、路上生活者らでつくるダンス集団「新人Hソケリッサ!」の新作公演も予定している。

 「社員にとっても私たちにとっても思い出のある旧社屋を、川崎ならではの他にない施設としてよみがえらせたいという願いでリノベーションを進めてきた」というプロジェクト代表の武井雅子さん。バスケットコートは岩佐さんとの出会いによってひらめいたアイデアで、武井さんが仕事やプライベートで訪れるニューヨークの街角で、子どもたちが自由にバスケットボールを楽しむ風景が川崎にもあれば面白いと考えたという。

 正式オープンに先駆け行われたレセプションには大勢の人が集まり、三浦川崎副市長も訪れて祝辞を述べた。簡易宿泊所が立ち並ぶ日進町に、にぎわいを取り戻すきっかけとなるか、今後の展開に期待が集まる。

 コートの予約は電話とホームページで受け付けている。

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