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川崎ブレイブサンダースが「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP」進出 宇都宮に僅差で勝利

厳しいディフェンスを突破してゴールを揺らすニック・ファジーカス選手(#22)(撮影=加藤恵三)

厳しいディフェンスを突破してゴールを揺らすニック・ファジーカス選手(#22)(撮影=加藤恵三)

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 Bリーグ・川崎ブレイブサンダースは、4月24日にブレックスアリーナ宇都宮で、第35節・宇都宮ブレックスとゲーム1を行い 宇都宮57-58川崎 の僅差で勝利し「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」の進出を決めた。4月25日にはゲーム2が行われる。

篠山竜青選手(#7)のドライブからの左腕ゴール

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 終盤を迎えるBリーグ。川崎も白星を積み重ねて次へのステップに挑むため勝利へ貪欲な意欲をあらわにして、東地区優勝を果たした宇都宮に挑んだ。ゲームは強度のディフェンス戦となりロースコアでの展開となった。

 第1Q(クォーター)は、徹底した守備で互いにゴールを揺らせない展開。川崎は、天皇杯で活躍した増田啓介(#11)をスタメンで投入しいつもと異なる新ウェーブを演出する中で、ペイントエリアでの強固なディフェンスの維持で 宇都宮10-14川崎 とリードした。

 第2Qで、宇都宮が連続3Pシュートで一気に点差を縮め、一時は逆転を許すも、川崎は徹底した守備強化でこれに対応。篠山竜青(#7)ニック・ファジーカス(#22)の各選手の活躍でわずかながらも1点リードの 宇都宮26-27川崎 で折り返した。

 後半に入り第3Qで、ディフェンスからのトランジションオフェンスなどでリズムを掴み、併せてボールをファジーカス選手などに集注させて加点。宇都宮37-46川崎 とリードした。

 最終Qで宇都宮の追い上げが始まる。ジョーダン・ヒース(#35)選手を筆頭にディフェンス陣が健闘する一方、ファジーカス選手のフリースローなど確実な加点でリードを維持して点差1点を守り抜いて 宇都宮57-58川崎 という希に見るロースコアゲームを川崎が制した。

 佐藤賢次ヘッドコーチは「宇都宮さんはそう簡単に勝たせてくれない。最後までもつれる展開を想定していた。今日の試合では、選手たちが最後まで気力で頑張ってくれた。アウェイで連勝するということは非常に難しいが、自分自身のゲームコントロールも含めて、しっかりと準備して明日に臨みたい」と連覇の意欲を言葉にした。

 この勝利で川崎ブレイブサンダースはB1通算200勝を達成。併せて「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21」への進出を決めた。

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