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Bリーグ・川崎が「もう一つの悲願達成」に向け一歩前進 堅守とペイントエリア支配で得点重ねる

ゲーム終了後の会見で「自分たちのリズムができて、相手のやりたいことをやらせないディフェンスを遂行できた。いい勝利だった」と総括する篠山竜青キャプテン(撮影=加藤恵三、5月15日・おおきにアリーナ舞洲)

ゲーム終了後の会見で「自分たちのリズムができて、相手のやりたいことをやらせないディフェンスを遂行できた。いい勝利だった」と総括する篠山竜青キャプテン(撮影=加藤恵三、5月15日・おおきにアリーナ舞洲)

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 B.LEAGUE CHAMPIONSHIPに参戦した川崎ブレイブサンダースは、5月15日におおきにアリーナ舞洲(大阪市此花区)で行われた 「QUATERFINALS(準々決勝)」で大阪エヴェッサと対戦し 大阪75-95川崎 で初戦に勝利した。

25点を獲得し勝利に貢献したニック・ファジーカス選手

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 今季、川崎は1つの悲願である「天皇杯優勝」を達成したが、「忘れものは2つ」としてもう1つの悲願である「チャンピオンシップ優勝」も視野に入れ2冠奪取への強い意志を持って挑んでいる。ホームで受けて立つ大阪は、西地区2位で初のチャンピオンシップ進出を果たした。「なんとしても川崎に勝利」してコマを進めたい大阪。無観客でありながらも多くのブースターの声援が聞こえていたはず。

 「自分たちはリーグ戦がわりと早く終わり、2週間試合がなかったこともあって久しぶりの試合ということで出だしで苦労したところはある」と篠山竜青選手(#7)が振り返るとおり、第1Q(クォーター)は互角の展開で、川崎はリードした状況が作れないままの展開となった。

 リズムに乗り始めたのは第2Q。大塚裕土(#24)と マティアス・カルファニー(#21)の両選手が3Pシュートで流れをつかんだ川崎。大阪もディージェイ・ニュービル選手(#25)が2本の3Pシュートを決めるなどして追い上げるも、タイムアウト明けにメンバーをスタートの5人に戻した川崎が、「ビッグ3」の連携で加点を続け 大阪35-42川崎 で折り返した。

 後半入っても川崎リードの流れは変わらず、ゴール下(ペイントエリア)を川崎が制した展開。特に第3Qでは、ファジーカス選手がこのクォーターだけで17得点(ゲーム全体では25点)を上げる活躍をしてリードを堅持した。

 最終Qに入って、カルファニーと大塚の両選手が加点。藤井祐眞(#0)、増田啓介(#11)の各選手も得点し95点まで伸ばして勝利した。川崎は出場する各選手が活躍し得点する全員バスケでの勝利となった。

 ゲーム2は5月16日15時にティップオフ。

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