川崎・多摩川周辺エリアに点在するクラフトビールブルワリーがクラフトビールと地域を盛り上げ「クラフトビールの一大聖地」を目指すプロジェクト「TABA(タバ)=TAMAGAWA ALL BREWERY ALLIANCE」が始動した。プロデュースを「epigram(エピグラム)」(東京目黒区)が担当し、川崎市経済労働局観光プロモーション推進課が支援する。
「TABA(タバ)」とは「TAMAGAWA ALL BREWERY ALLIANCE」の略。ユニークなクラフトビールが生まれ続ける多摩川周辺エリアのブルワリー(ビール醸造所)が集結し、さまざまな動きをつくるプロジェクトとして誕生。現在まで所属するブルワリーは、多摩川沿いで製造する川崎市内6、東京都内9、合わせて15ブルワリー。それぞれのビールに託す思いと身につけてきた技術とを生かし「新しい感性で生み出される」ビールは各ブルワリーの個性を反映している
プロジェクトが動き始めた11月11日は折しも「立ち飲みの日」。マップを片手にブルワリーを訪れるクラフトビールファンの姿が見られた。「オーナーや職人の人柄を感じることができた」(横浜市団体職員)、「クラフトブルワリーでは『心と魂(heart and soul)』を感じられると言われているが、分かるような気がする」(川崎市会社員)などの声が聞かれた。
現在、15ブルワリーが掲載されているマップ制作、イベントなどへの出店、参加ブルワリー情報の発信や、ON THE TRIPを活用してブルワリーの紹介が無料で聴けるオーディオガイドの実施を行うほか、商業施設でのポップアップストア出店計画も進んでいる。
参加するブルワリーは以下の通り。T.T BREWERY、東海道BEER川崎宿工場、鍵屋醸造所、ブリマーブルーイング、クラフトビア ムーンライト、カノコビア&マルシェ、ふたこビール醸造所、籠屋ブルワリー、Izumi brewery、調布ビアワークス、10ants Brewing、KUNITACHI BREWERY、Shared Brewery、イサナブルーイング ブルワリー&ロースタリー、Fat Barley Brewing。