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川崎で「消費生活サポーター養成講座」 吉本芸人「アップダウン」のミニライブも

「悪質商法から地域を守る!」と呼び掛ける吉本興業芸人のアップダウン(左=竹森巧さん、右=阿部浩貴さん)

「悪質商法から地域を守る!」と呼び掛ける吉本興業芸人のアップダウン(左=竹森巧さん、右=阿部浩貴さん)

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 川崎市消費者行政センター(川崎市川崎区駅前本町、TEL044-200-3864)が、地域の消費生活に関する見守りや知識を広げる担い手になるための「消費生活サポーター養成講座」を開く。

「消費生活サポーター養成講座」ではアップダウンのミニライブも予定

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 消費者トラブルの相談や解決のための行政機関として、訪問販売や通販サイトで起こる契約トラブルや架空請求・不当請求などの相談窓口となっている川崎市消費者行政センター。市民がボランティアで参加できる「消費生活サポーター」制度を設けており、その役割は年々大きくなっておりサポーターの拡大、啓もうを加速している。

 現在、川崎市内で活動する消費生活サポーターは70人。新たに登録者を募集し、事例や知識を学べる「消費生活サポーター養成講座」を2月11日、26日の2回にわたり「てくのかわさき」(高津区溝口1)で開講。当日会場での受講のほか、オンラインでも受講できる。

 講座の内容は、消費者トラブルの事例や対処法、法律・契約の基礎知識などで、消費者行政センターの消費生活相談員や弁護士が講座を担当する。2月11日の講座では、吉本芸人の「アップダウン」(竹森巧さん、阿部浩貴さん)が登場して「消費生活サポーター」をテーマにしたミニライブも行う。

 川崎市消費者行政センターでは、消費者トラブルについて多くの市民に関心を持ってもらうため、アップダウン起用しユーチューブで世代やシチュエーション別のトラブル事例をコント仕立てた動画を公開している。

 川崎市の前田知寿佳さんは「市民の皆さんが消費者トラブルに遭うのを防いだり、持続可能な社会のことを考えて消費活動したりするには、消費者行政センターからの広報だけでなく、皆さんそれぞれが消費生活に関する正しい知識を持ち、地域の方々同士で見守り、アドバイスし合うことが必要。消費生活サポーター養成講座では、こうした消費生活の基礎知識を学ぶことができる。実際に登録するかは受講後に決められる。現在50~60代の方が多いが、今回は大学生など若い世代の方に積極的に参加していただければ」と話す。

 対象は、市内在住・在勤・在学の18歳以上(3月末現在)。定員は50人。受講無料。申し込み方法はホームページで確認できる。

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