今期最後のタイトル天皇杯獲得に挑むフロンターレの巨大ユニホームのフラッグが、先日の川崎市役所本庁舎に続き、幸区役所、中原区役所にも掲げられた。
12月24日に味の素スタジアムで行われる天皇杯準々決勝。FC東京戦との伝統的に続く因縁の「多摩川クラシコ」リーグ戦では惜しくもタイトルを逃し年間3位となったフロンターレ。中原区役所はリーグ戦ユニホーム、幸区役所はカップ戦ユニホームを、それぞれ掲出。天皇杯へ向け応援ムードが高まる中、区職員も応援Tシャツを着て勤務した。21日には議会閉会後に議会場で市会議員らがフロンターレのTシャツを着て集合写真を撮影するなどして、行政も議会も応援を後押しした。
「川崎市議会として悲願の初タイトルに向け、超党派による応援がフロンターレに届き、ぜひとも優勝し市全体に元気と夢を与えてほしい」と川崎市議会の石田康博議長はエールを送る。
21日に行われたJリーグの年間表彰式「2016Jリーグアウォーズ」で、36歳の中村豪憲選手が最年長記録を更新しJリーグ年間MVPに選ばれた。チーム内、市民全体の雰囲気が高まる中、24日の準々決勝はクリスマスイブでもあることから、試合当日はチームカラーの水色のサンタ帽子をかぶったサポーターたちがブルーサンタとしてアウェーの味の素スタジアムに集結する予定。
天皇杯準々決勝は24日、味の素スタジアム(東京都調布市)で16時キックオフ。