川崎の強みや魅力を市内外に広くアピールし、川崎の都市イメージの向上や市民の川崎への愛着やシビックプライドの醸成につなげていく事業を民間から広く募集し、市が選定・支援する「川崎市都市ブランド推進事業」の2017年度事業が決定した。16件の応募のうち「こすぎの大学」「カワサキノメグミマルシェ」「夢見る星空CAMP」などバラエティに富んだ7つの事業が採択された。
川崎市都市ブランド推進事業は2016年度から始まり、個人や事業者などから事業を募集し、審査の上適当と認められるものを市が選定。選定した事業に対しては、事業の直接経費の2分の1(50万円を限度)の助成や、市政だよりやホームページなど市広報媒体を活用しての広報などを行い、活動を支援する。
昨年は「障がい福祉、いじめ撲滅チャリティーとどろきアリーナ大会」(プロレスリングHEAT-UP)、「川崎市制100周年 歌い踊る川崎市歌~Song of Kawasaki city~プロジェクト」(アレファーレかわさき)などの7事業を採択した。
2017年度の採択事業と事業者は以下の7つ。
「カワサキノメグミマルシェ」(一般社団法人カワサキノサキ)、「夢見る星空CAMP」(ゆめみん)、「こすぎの大学」(企画編集ユニット「6355」)、「Compact Bike Race(コンパクトバイクレース)」(一般社団法人SYSTEMATIC BMX)、「ピープルデザイン川崎就労体験プロジェクト」(ピープルデザイン研究所)、「Vege&ArtFesみんなで街を元気に!」(Vege&ArtFes実行委員会)、「かわさき発祥“三角おむすび”DE ギネス世界記録(R)に挑戦!」(一般社団法人川崎市青年会議所)。
今年初めての申請で採択された「夢見る星空CAMP」は川崎市幸区にある夢見ヶ崎動物公園(幸区南加瀬1)で開催を計画しているイベント。キャンプやマルシェ、バックヤードツアーなど非日常な体験をテーマに参加者同士の交流も深め、地域の活性化を図る。ゆめみん代表の石井秀幸さん(30)は「いつもとすこし違う雰囲気を楽しみ、夢見ヶ崎動物公園の魅力を再発見できる機会になればうれしい」と話す。
すべての事業は2017年4月1日から2018年3月上旬の間に実施される。