複合商業施設「アトレ川崎」(川崎市川崎区)7階に3月27日、「白金魚(プラチナフィッシュ)食堂」がオープンして1カ月がたった。
「プラチナフィッシュ」は、「ジェイ・ダヴリュウ・エー」(東京都港区新橋)が都内の駅近ビルを中心に展開する居酒屋・バルブランド。
同社スタッフによると、都外初店舗となるアトレ川崎店を皮切りに、川崎駅エリアでは2018年1月、クラフトビール専門店を出店する予定という。
席数は46席。和食居酒屋の「白金魚食堂」は、そば、うどん、海鮮メニューがメイン。秋田県・宮城県産食材にスポットを当て、いぶりがっこ、カキなどの地域食材を使ったメニューを販売する。海藻の「アカモク」を練り込んだそばは、ツルツルした食感が特徴。
同店は北向きの7階にあり、窓側の席からは、京急本線や6階キッズスペースが見渡せる。同社では川崎駅エリアを「ファミリー層が多い地域」と分析し、同店ではグループ初の試みとして、食の安心・安全を意識し食品添加物を使わない子ども向けメニューを用意する。
鈴木基次社長は「地方の生産者とともに食育イベントを進めていきたい。ファミリー層が多い川崎で子どもたちが生産者や食にかかわる仕事を知るきっかけを作っていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~ 22時。