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川崎で卵・乳製品を使わない料理本の出版記念イベント オーガニック料理も

著者の菅野のなさんと、編集担当者によるトークライブ

著者の菅野のなさんと、編集担当者によるトークライブ

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 川崎駅西口のNAGAYAかわさき(川崎市幸区幸町2)で4月29日、書籍「子どもと食べたい常備菜入門」の出版記念トークイベントが開催された。

販売した書籍「子どもと食べたい常備菜入門」が並べられた

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 武蔵小杉でオーガニック料理教室「ワクワクワーク」代表の菅野のなさんが手掛けた同書。同料理教室では、小さい子どもにアレルギーの多い卵と乳製品を使わない「子どもと食べたい常備菜入門」コースの人気が高く、そこから母親や子どもたちに人気が高いものや、成長期に食べてほしいレシピを厳選して収録している。2015年に発売された「子どもと食べたい時短おやつ」に続く2作目で、4月27日に発売された。

 はじめにあいさつをした出版元、辰巳出版の畠山健一さんは「この出版不況の中で、続けて2冊の本を出せるのはすごいこと。前作も好評で重版がかかるほど」と話した。第1部のトークライブは、著者と縁の深い関係者との対談。担当編集者のクラウドブックス代表、鈴木収春さんは「従来の常備菜本のように完成した常備菜をたくさん紹介するのではなく、とても簡単にできる常備菜と、それをアレンジして飽きのこないように楽しめる料理のレシピで構成されている点が新しい」と話す。

 第2部では、レシピのメニューの試食会。キャベツと切り干し大根のあえ物、ジャーマンポテト、切り干し大根のおにぎり、きのこのブルスケッタ、ブロッコリーのアーリオオーリオ、わかめ炒めが、ワンプレートで提供された。子ども連れの多い参加者たちから、口々に「おいしい」と歓声が上がっていた。子どもと参加していた北野綾乃さんは「忙しい中、手軽にできる常備菜のことが知りたくて参加した。1歳の子どもも喜んで食べている」と話す。

 著者の菅野さんは自身も2児の母で、「忙しいお母さんたちが夕食の準備時間を半分にできるように、シンプル化をテーマに開発したのが本書のレシピ。味覚の鋭い子どもがおいしいと思えるものを、誰にでも実践できるようにと心掛けた」と語る。

 同書はB5判、96ページ。価格は1,404円。ワクワクワークでは6月20日、同書の出版を記念した一日レッスンを行う。開催時間は13時~15時。参加費は4,800円。事前の申し込みが必要。

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