川崎駅東口の日進町にある商業施設「unico」（川崎区日進町）の4階に10月15日、コワーキングスペース「創荘（そうそう）」（TEL 044-246-9868）がオープンした。運営はサニーワンステップ（日進町）。

靴が脱げるように店内には掘りごたつを設置

　2月に行われた川崎市主催の「リノベーションまちづくり@川崎」で集まったメンバーが5月に設立した同社。今後は川崎駅周辺の遊休不動産をリノベーションし運営していく予定。同スペースは、遊休不動産案件を運営していく際の拠点となる場所として、築54年のビルをリノベーションして開いた。ノスタルジックで落ち着いた雰囲気がある同施設の面積は27坪で、テーブル＝12席、カウンター＝12席、掘りごたつ＝8席。

　「登録したメンバーに居心地よく利用してもらいたいと思い、靴が脱げるよう掘りごたつにした。クリエーターやデザイナーはもちろん、川崎駅周辺のまちづくりに一緒に関わってくれる人に集まってほしい」と同社役員の今田正則さんは呼び掛ける。

　「広告、宣伝、発信など、地元に精通したメンバーがいるのでスタートアップや起業前のメンバーのサポートも充実している」とも。

　メニューは、法人登記が可能なビジネスメンバー（月額3万円）、フリーメンバー（同1万2,000円）、ライトメンバー（同7,000円）。ドロップインには対応していないが、平日の18時以降と土曜・日曜はレンタルスペースとしてのメンバー以外の貸し切り利用も可能。10月31日まで平日は無料内覧会を実施中。

　営業時間は8時30分～22時（プランにより異なる）。