男子バスケットボールB.LEAGUE「川崎ブレイブサンダース」は12月20日、「アルバルク東京」とのゲームが行われ 川崎77-67 東京 で勝利した。
東芝小向体育館で前日に行われた会見で、北卓也ヘッドコーチは「チームは良くなりつつある。ディフェンスを強くし、チームの持ち味を生かしたオフェンスの展開でこれからのゲームに挑んでいく」と話したとおり宿敵アルバルク東京に10ポイントの差を付けて制した。
「連戦の疲れか最初はどちらも重い動きだった」と振り返る北ヘッドコーチ。第1クォーター(1Q)は、どちらのチームも主導権をとることもなく 川崎15-16 東京 となる。
川崎ブレイブサンダースの動きが変わったのは第2クォーター(2Q)から。固いディフェンスでアルバルク東京を押さえ込む中、ニック・ファジーカス(#22)、ジョシュ・デービス(#00)、藤井祐眞(#0)がポイントを重ねた。辻直人(#14)の動きも良く堅調な上昇機運を見せていた。試合後の会見で「チームの保つディフェンスか発揮できた」と北ヘッドコーチが総括するとおり 川崎35(20)-(13)29 東京にリードした。
後半戦に入って第3クオーター(3Q)。川崎ブレイブサンダースの動きは良いが、アルバルク東京もリズム良く果敢な攻撃を展開。ニック・ファジーカス、辻直人、長谷川技(#33)、篠山竜青(#7)がシュートを沈めて得点を加算し 川崎55(20)-(17)46 東京 でアルバルク東京を突き放した。
第4クォーター(4Q)で、アルバルク東京の馬場雄大(#6)が足首を負傷するトラブルがあるも、竹内謙次(#15)、田中大貴(#24)、アレックス・カーク(#53)、菊池祥平(#13)が活躍し互角の展開になるが、川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカスが得点を積み重ねて 川崎77(22)-(21)67 東京 でゲームオーバーとなった。
試合後の会見で北ヘッドコーチは、「前回(10月25日)負けたこともあり、選手が気持ちを出してやってくれて、徐々に白熱したゲームになった。勝因はディフェンス。アルバルク東京を67点に抑えることができ、選手もプラン通り動いてくれた」とコメントした。
川崎ブレイブサンダースは、12月22日・23日に大阪エヴェッサを川崎市とどろきアリーナに迎えて対戦する。