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川崎からリオへ ウィルチェアーラグビーの山口貴久さん、意気込み語る

山口貴久さん(中原区在住)

山口貴久さん(中原区在住)

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 9月14日から、リオデジャネイロ・パラリンピック「ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)」の試合が始まる。川崎市中原区在住で同競技の日本代表選手である山口貴久さんもリオで最終調整に入り、同競技の魅力や意気込みを語った。

メダルの期待がかかるウィルチェアーラグビーチーム

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 同競技は、2000年のシドニーパラリンピックから正式種目となった。試合は4人対4人でバスケットボールと同じ広さのコートで行われ、ハードな競技に耐え得る専用の車いすと、バレーボール5号球を基に開発された専用のボールを使用する。日本は現在世界ランキング3位。

 8月31日に日本をたった山口さんは現地について、「人々が陽気で、景色や気候も良い。プライベートでも遊びに来たいと思える場所」と話す。競技の見どころについては「選手は攻撃型と守備型に分かれ、車いすの形状も違う。俊敏で激しいタックルの選手と、それを交わすために身をていして動くブロックの選手の絶妙なコンビネーションプレーに注目すると面白い。見ていて興奮するような激しさ、熱さのある競技なので、ぜひ試合を見て楽しさを味わってほしい」と語る。

 日本の初戦は9月14日16時からで、相手はスウェーデン。15日にはフランス戦、16日にはアメリカ戦が控えている。「勝ち抜いて、ずっと目標だった金メダルを川崎に持ち帰りたい。応援を力にかえて全力で戦って来るので、地球の裏側から声援をお願いします」と笑顔を見せる。

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