川崎市立向小学校(川崎区大島)で2月22日、5年・6年の児童が、川崎ブレイブサンダースの谷口光貴選手と、林翔太郎選手からバスケットボールの指導を直接受け楽しいひとときを過ごした。
川崎市が、プロの選手と児童が直接ふれあうことでスポーツの楽しさを感じ地域のチームや戦手応援する気持を育てることを目指して2007年より開催している「ふれあいスポーツ教室」。
川崎市・市民文化局でホームタウンスポーツ担当の重森雄介さんは、「男子・女子のバスケットを始め、アメリカンフットボール、女子バレー、サッカー、野球などのスポーツで実施。児童がプロのスポーツ選手とふれあう機会を提供している。回を重ねるたびに、児童から楽しみにされ、地域のチームや選手を応援する効果も出てきている」と話す。
当日は、バスケットボールの基本動作を実習形式でトレーニング。果敢にシュートを決める児童もおり体育館は歓声に包まれていた。その後、赤・白のチームに分かれ3試合が行われた。谷口選手、林選手も児童と共に試合に参加。15人~20人のゾーンディフェンスなみの「ちびっこディフェンス」に阻まれ、プロらしいプレーを披露することができずに苦労するも、身長の高さを利用して得点を重ねていた。
試合終了後、谷口選手は、「子どもが好きだし、教えるのも大好き。今日は、私の方が楽しめた」と笑顔。サインと共に握手を求められて喜びを顔に表していた。林選手は、児童に「ぜひホームのとどろきアリーナに来て応援して欲しい」と呼び掛けて特別授業が終了した。
2月27日に玉川小学校、3月6日に京町小学校でも開催予定。