東急東横線新丸子駅東口の商店街に2月17日、アイスクリームダイナー「BIG BABY ICECREAM(ビッグベイビーアイスクリーム)(川崎市中原区新丸子東1、TEL 044-750-9080)がオープンした。
同店のコンセプトは「3世代で楽しめるダイナー」。幼少期をボストンやフロリダなど、アメリカで過ごした吉田健太郎さん、康太郎さんの兄弟が、世代にかかわらず愛される店を作りたいという思いで協力し、出店に至った。
白を基調に、マーブルの天板やドットのタイルなどの建材を使い、陽光の差し込む店内。33平方メートルに15席が配されている。デザインを手掛ける兄の健太郎さんは「物件を探している時に、この築46年のビルと出合い、外壁の緑色のタイルが気に入った。店の前が歩行者天国になっていて、子どもたちが自由に走り回っている雰囲気もいい」と話す。店名の由来は「アイスクリームを食べる時は大人も子どもの気持ちに戻れるから」と言う。
「祖父が横浜でアイスクリームを売っていたこともあり、もともとアイスが好きだった」と話す弟の康太郎さんを中心に、アイスクリームは試作を重ね、50~60種類のレシピがある。季節に合わせてその中から10種類がショーケースに並ぶ。
価格は、アイスクリームがシングル=420円、ダブル=580円、キッズ=290円。ドーナッツアイス(600円)やバナナチョコサンデー(650円)などのアレンジメニューも。ドリンクは、コーヒー、紅茶(350円~)、自家製レモネード、しぼりたてオレンジジュース(以上450円)などのほか、ビール(キリン=580円、モレッティ=680円)、ワイン(600円)、サングリア、ラムシェイクフロート(以上700円)も用意。
店を出す前に、ニューヨークにも勉強に行ったという健太郎さんは「さまざまなニーズに対応できる店づくりを心掛けたので、使い方は自分たちで決めて欲しい。うちのスタッフの間では、三ちゃん食堂で食事をして、ここでデザートを食べ、多摩川のバッティングセンターで体を動かすのが気に入りのルート」と笑顔を見せた。
営業時間は12時~20時(3月中に13時~21時に変更する予定)。