川崎のラ チッタデッラ(川崎市川崎区小川町7、TEL 044-233-1934)で3月3日と4日、国際女性デーを前に「ミモザの日」のイベントが行われた。
国連が1975(昭和50)年に制定した国際女性デーに合わせて、同施設ではイタリアの風習に合わせて、ミモザの花を男性が女性に贈るイベント「ミモザの日」を2008年から行っている。
今年は、ファッションモデルの矢野未希子さんが「ミューズ」として選ばれ、オープニングセレモニーに登場。そのほか「Love /Work/Fashion/Travel」をテーマに、社会で活躍する女性たちを招いてトークショーを行った。花にちなんだワークショップやマルシェなど、さまざまな企画で場内を盛り上げた。
同施設広報の川辺出さんは「イベントの認知度はまだまだこれから、という感じだが、今年も女性を中心に、多くの方々に楽しんでいただけた。趣旨をたくさんの人に知ってもらうために来年以降も続けていきたい」と話す。
「女性に花を贈るのは慣れていない日本人男性にとっては気恥ずかしいが、まずはこういうイベントに参加して、花を贈った女性の笑顔を見ると男性もうれしい気分になるということを知ってもらえれば」とも。
国際女性デーの8日当日には「花贈り男子」と、同施設の美須アレッサンドロ社長や男性社員有志がランチタイムに施設内の店舗を巡回し、来場した女性300人にミモザの花を進呈するイベントを行う。