Uber Japan(東京都渋谷区)が5月24日、レストランの食事を宅配できるサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」を川崎市中原区、幸区、川崎区の3区で開始した。
人や物の移動をテクノロジーで支えるUber(ウーバー)が展開するフードデリバリーサービス。スマートフォンのアプリを使い、注文者とレストラン、配達パートナーの3者をリアルタイムでマッチングして料理を配達する仕組み。自宅や職場だけでなく出先の公園などにも届けられる。日本では2016年9月にサービスを開始した。
川崎エリアでは「新城テラス」(カフェ)や「コスギカレー」、「タイレストラン コ・ピー・ピー」、「鉄板居酒屋たいよう」などの個人店をはじめ、「マクドナルド」「スシロー」などのチェーン店も参加して、バラエティーに富む約100店舗がラインアップ。アプリは英語・日本語の両方に対応している。
サービスを導入した新城テラス(中原区上新城2)の小林美代店長は「話を聞いて面白そうだと思った。普段、子ども連れのお客さまに多く利用してもらっているが、雨の日や子どもがぐずって出られない日に、お母さんたちが気軽に利用してくれたら」と期待をにじませる。
「Uberは都会でおしゃれに感度の高い人が利用しているイメージ。武蔵新城に住んで都内で仕事をしている人も、このサービスを通じて地元のお店を知ってくれたら」とも。
注文が入ると、近隣の配達パートナーがレストランから料理を受け取り、自転車やバイクなどで配達する。注文者はアプリで現在どの辺りに注文した料理があるかをリアルタイムで確認できる。
配送手数料は1回あたり380円だが、7月31日までは無料。