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グランツリー武蔵小杉に高級生食パンとカフェ 「俺のBakery&Cafe」 

シェフの豊田拓也さん

シェフの豊田拓也さん

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 グランツリー武蔵小杉に8月3日、高級生食パンを売りにしたカフェ「俺のBakery & Cafe」(川崎市中原区新丸子東、TEL 044-948-7290)が出店した。

ボリューム感のある「俺盛り!食パンカレー」

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 オープンから3日間、主力商品の生食パン「香(かおり)」を一日1000本無料で配布し話題となった。経営する「俺の」で広報を担当する高野華織さんは「開発に1年をかけたこだわりのあるパンなので、まずは味を知っていただき、ファンになってもらいたかった」と話す。

 パンには岩手県の「なかほら牧場」で自然放牧されている乳牛の牛乳と、国産小麦「キタノカオリ」を使う。ふわふわで柔らかい食感が特徴で、バターなどを付けずにそのまま食べても味がある。

 場所はグランツリー2階のショップゾーン「1st Class(ファーストクラス)」内。231平米のフロアにショップと、イートイン68席を設けている。

 カフェのメニューで人気があるのは「厚焼きたまごのサンドイッチ」。焼きたてのパンに蜂蜜とジャム、生クリームを添えて出す「窯出し銀座の食パン 香」(以上680円)はパンが焼き上がる時間に合わせて提供する。

 そのほか、「俺盛り!食パンカレー」「俺のとんかつサンド」(以上999円)など、「俺の」ブランドの特徴でもあるボリュームのある食事メニューや、シェフのこだわりフレンチトースト(680円)などのスイーツメニューも多く用意する。テークアウトでは武蔵小杉限定の「とうもろこしの食パン」や少し食感の違う生食パン「夢」(以上900円)もよく売れるという。

 シェフの豊田拓也さんは「メニューはパンの風味を引き立てることを一番に考案した。もともとフレンチの料理人なので、食材にもこだわりを持って作っている」と話す。

 高野さんは「夏休みということもあり、いまは毎日ウエーティングが出るほどの盛況をいただいている。この波が終わっても、長く愛されるお店にしたい」と意気込む。

 営業時間は10時~21時。

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