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武蔵新城「Shinjo Gekijo」がブックカフェとして再始動

マネジャーの加賀谷さん

マネジャーの加賀谷さん

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 武蔵新城北口駅前のカフェ「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」(川崎市中原区上新城2、TEL 044-863-8552)が8月23日、リニューアルオープンした。

「hori-machi食堂」のメニュー

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 2017年4月に、「屋台のある本屋」というキャッチフレーズを掲げてスタートした同店。コミュニティーカフェとして活用されていたが、駅前の立地を生かしてより多くの人に気軽に足を運んでもらうためにリニューアル工事を行い「Book&Cafe stand Shinjo Gekijo」として生まれ変わった。

 昼間はクレープとドリンク・ジェラートを中心にカフェとして営業し、夜はレンタルキッチンとして曜日ごとに異なる飲食店が料理を提供する。現在は木曜に「hori-machi食堂」が野菜を中心とした定食を用意。

 このシステムを利用して9月9日からは日曜に「まめきち」が肉料理を中心とした定食店を始め、9月17日からは月曜・火曜に居酒屋「藩次郎」のスタッフが「はるかめし」の運営にチャレンジする。

 壁際に設置された棚では、ハンドメード作品の委託販売「クラフトボックス」と、古書販売「よりみちブックス」を展開し、さまざまな雑貨と書籍が並ぶ。店の奥には「小さいおうちスタジオ」としてラジオ収録ができるブースを設置している。

 マネジャーの加賀谷真希さんは、元看護師というキャリアを持つ。「私自身も、いろいろな道を経て今ここにいる。やりたいことを模索している人が、自分の道を見つけられる手助けをしたい」と話す。「ここにあるコンテンツを生かして何かやりたい人は、ぜひ遠慮なく相談してほしい」と呼び掛ける。

 「hori-machi食堂」を手掛ける町田悠輔さんは、自分の飲食店を開きたいという夢を持つ。「いきなり店を持つのは難しいが、ここで週1回営業して仕入れや接客の経験を積むことができるのでありがたい。自信につなげていきたい」と意気込む。

 飲食部門「Rivegee」の店長を務めるもりさなえさんは「ここには、本業を別に持っている人がやりたいことをかなえていける仕組みがある。いろいろな年代の人が集まれる場所にして、ここに来ると落ち着く、と言われるような場所にしていきたい」とほほ笑む。

 営業時間は、ブックカフェ=11時~19時(月曜定休)、日曜夜=19時~21時、木曜夜=19時~23時9月10日現在)。

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