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等々力競技場で「ルートート」が新バッグ使い川崎Fサポーターと清掃活動

清掃活動後は恒例の集合写真

清掃活動後は恒例の集合写真

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 人気バッグブランド「ルートート」が、等々力陸上競技場の清掃活動を展開する「川崎フロンターレ クリーンサポーターズ」とのコラボレーションを開始した。9月15日のJ1リーグ第26節川崎フロンターレ対北海道コンサドーレ札幌を終えたスタジアムで、新たなアイテムを手にサポーターたちが清掃を行った。

稲本潤一選手の姿も

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 ベースとなっているのは、ごみ箱にもなるトートバッグ「ルー・ガービッジ」。ルートートを手掛けるスーパープランニング社(静岡県)が、「ごみは思い出と共に持ち帰ろう」というキャッチコピーを添えて世に送り出した。2016年にはソーシャルプロダクツ賞(ソ-シャルプロダクツ普及推進協会)を受賞している。

 2018FIFAワールドカップ ロシア大会で日本サポーターのごみ拾いが称賛されたことに感銘を受け、「この素晴らしい日本のスポーツ観戦文化を継承したい」と思いを新たにした同社。これに共感したエニシーク社(東京都渋谷区)の津田聡社長が、2008年からスタジアム清掃活動を続けている川崎フロンターレ クリーンサポーターズに着目。両者をつなぎ、クラブの了承も得ながら、オリジナルデザインの清掃用バッグをプロデュースした。

 バッグが形になった9月15日、実際にバッグを用いて清掃にあたった案西稿志・昂志さん親子は「取っ手が付いているのでごみ拾いがやりやすい。ごみ袋を手に歩いていると風にあおられ、せっかく集めたごみが散乱しそうになる場面もある。課題を挙げるとすれば容量の自由度」と使用感を語った。

 「こうした生の声を生かし、より実用性と発信力のあるツールとして育てていければ」と津田社長。今後も「無理なく楽しく、スタイリッシュに清掃活動を継続し、それを広げていく一助にしたい」と意気込む。

 次回のクリーンサポーターズ活動は9月22日、J1リーグ第26節川崎フロンターレ対名古屋グランパス終了後、21時15分ごろ。集合場所は等々力陸上競技場・7番ゲート階段上。

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