川崎市市民ミュージアム(川崎市中原区等々力1)で年末年始の恒例となっている「川崎フロンターレ展」が12月15日より開催されている。
今回も数多くのサポーター、市民が訪問。J1優勝セレモニーで使用されたパネルの下で記念写真を撮り、写真展で2018シーズンの激闘を振り返り、多彩なイベントを振り返るギャラリーで笑みをこぼす光景が見られる。選手愛用のスパイクを手に取ることができる展示コーナーもおなじみだ。小林悠選手や中村憲剛選手のスパイクを興味深げに見ていた宮本和海君は小学2年生。2018シーズンは後援会会員歴13年の父・彰彦さんと5試合に駆け付け、自身もサッカーを始めた。まだポジションは決まっていないが「自分ではFWだと思っている」と茶目っ気たっぷりに笑う。
優勝記念グッズの展示コーナーではTシャツやキーホルダー、タオルマフラーから風呂おけまで並ぶ。「まさかのベッドまで!?」と、驚きの声を上げたのは東京都内から来場した村上恭子さんだ。まだスタジアムでフロンターレの試合を観戦したことがないという村上さんを誘ったのは、友人で「できるだけアウェーの試合も見に行く」というフロンターレサポーターの高橋小津絵さん。「(マスコットの)カブレラに会えるのが楽しみ」と目を輝かせた。
1月5日には手軽に工作が楽しめる木工教室「FDIY体験」、12日には子どもに人気のアトラクション「ふろん太ふわふわ」、13日にはゲーフラ(応援する旗)作り教室などを用意する。
開催時間は9時30分~17時。観覧無料。休館日=12月25日・29日~1月3日・7日(月)。1月14日まで。